浜辺美波、新垣結衣、杉咲花が魅せる、三者三様のブラックコーデ<第36回東京国際映画祭①> 【Reporter:梅田陽菜】

浜辺美波、新垣結衣、杉咲花が魅せる、三者三様のブラックコーデ<第36回東京国際映画祭①>

2019年以来4年ぶりの平常開催となった『第36回東京国際映画祭』。

上演作品数を昨年より2割以上アップさせ、“アジア最大級の映画祭”としてさらなる飛躍を遂げた映画の祭典が秋空の下、開幕しました。昨年に引き続き、歴史的に映画文化が根付いている日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催され、期間は2023年10月23日(月)~11月1日(水)の10日間。
今年は、コンペティション部門に、1942本(昨年は1695本)の作品が寄せられ、この中から15本がノミネートを果たしました。

第36回東京国際映画祭 レッドカーペット

初日を飾ったのは、コロナ禍を乗り越え、外国からのゲスト・映画関係者の増加により一層国際色を強めた『レッドカーペット』。
東京ミッドタウン日比谷のステップ広場から日比谷仲通りにかけて敷かれた165mのレッドカーペットが、街全体を華麗に染め上げていました。映画祭の開幕にふさわしいこのイベントには、国内外から豪華ゲストが多数集結。本記事では、注目女優3名をピックアップしてお伝えします。

【浜辺美波】

浜辺美波/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS(女優)

最初に登壇したのは、『ゴジラ-1.0』より浜辺美波。

浜辺美波/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS(女優)

シックなシースルードレス、耳元にはパールのアクセサリーを合わせ、凛とした表情で会場を魅了します。

浜辺美波/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS(女優)

前髪を分け、すっきりとしたショートヘアスタイルで登場。
会場のライトに照らされ、透き通るような白い肌がより一層輝いていました。

浜辺美波/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS(女優)

報道陣による取材はもちろん、カーペットを歩く際には、沿道の観客の声にも快く応じていました。『ゴジラ-1.0』のシールを、笑顔で観客に配っている姿が印象的でした。

浜辺美波 & 神木隆之介/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS(女優)

朝ドラで夫婦役を演じた神木隆之介とともに登壇。終始大人の振る舞いを見せていた浜辺でしたが、イベント後の公式X(旧Twitter)には、「うっかり神木先輩と髪型が似ちゃって、頭が双子でした…申し訳ない…」という可愛らしい裏話も。

浜辺美波 & 神木隆之介/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS(女優)
右~山崎貴監督

ゴジラ70周年記念作品である『ゴジラ-1.0』。登場後30分が経過してもなお、報道陣からの取材が絶えない圧倒的な人気を見せつけていました。本映画祭のClosing Filmにもなっている本作は、2023年11月3日(金)より公開予定です。

『ゴジラ-1.0』
監督:山崎貴
出演者: 神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介ほか
ホームページ:https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/

【新垣結衣】

新垣結衣/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS(女優)

レッドカーペットの終盤には、『正欲』から新垣結衣が登場。

新垣結衣/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS(女優)

高身長を活かし、ブラックカラーのパンツスーツを見事に着こなしていました。肩から足元まで伸びるシルバーのラインが目を引くデザインです。

新垣結衣/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS(女優)

指先にはボルドーカラーのネイルが。秋にピッタリのアクセントになっています。

新垣結衣/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS(女優)

時折、両手を口に当てて笑顔を見せるなど、その可憐さで会場を魅了していました。優しい表情で、沿道からの声援を噛みしめるように、ゆっくりと歩いている姿が印象的でした。

稲垣吾郎/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS

主演の稲垣吾郎はステージに立つと、自身の役について、「眉間に皺よせてます。ちょっと堅物の役で。」と大人の余裕を見せながら回答していました。カーペットを歩く際には、他の登壇者を自然とリードする姿も。スターとしての品格を感じさせる、堂々としたランウェイでした。

新垣結衣 & 稲垣吾郎 & 東野絢香/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS
左~東野絢香

朝井リョウによるベストセラー小説が原作の『正欲』。「観る前の自分には戻れない」と謳われている本作の公開予定日は、2023年11月10日(金)です。

『正欲』
監督:岸善幸
出演者:稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香ほか
ホームページ:https://www.bitters.co.jp/seiyoku/#

【杉咲花】

杉咲花(すぎさき はな)/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS

プロポーズ翌日に失踪した女性の、壮絶な人生を描く作品『市子』からは、川辺市⼦役の杉咲花が登場。

杉咲花(すぎさき はな)/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS

華奢で、大人っぽく、シンプルながらも目を引くブラックドレスを纏っていました。
優雅に手を振ったり、胸に手を当てて一礼したり。振る舞い一つ一つが上品で、思わず目を奪われてしまいます。

杉咲花(すぎさき はな)/第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS

杉咲が演じた川辺市子は、想像を絶する壮絶な過去を持つ女性。戸田彬弘作・演出の舞台「川辺市子のために」をもとにした本作は、2023年12月8日(金)に公開予定です。

『市子』
監督:戸田彬弘
出演者:杉咲花、若葉竜也、森永悠希、倉悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆりほか
ホームページ:https://happinet-phantom.com/ichiko-movie/index.html

【information】
東京国際映画祭:https://2023.tiff-jp.net/ja/

【感想】

昨年に引き続き取材を担当させていただいたのですが、今年は昨年にも増してレッドカーペットの盛り上がりを感じることができました。沿道でのコミュニケーションが活発に行われ、出演者が、観客との2ショット写真に快く応じたり、サインを書いたりしている姿が印象的でした。また、会場自体にも変化が見られ、街ゆく人も気軽に見られるような、よりオープンなイベントとなっていました。映画が人と人をつなぐ、温かい空間でした。
コロナ禍を乗り越え、元の姿を取り戻すばかりかさらなる飛躍を遂げた、東京国際映画祭。その姿を目の当たりにすることができ、非常に貴重な経験となりました。気になる映画を見つけられたので、是非劇場にも足を運んでみたいと思います。


第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)ACTRESS PRESS

梅田陽菜(慶応義塾大学)REPORTER of ACTRESS PRESS.第36回東京国際映画祭(2023年10月23日)

◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材:文:梅田陽菜(慶応義塾大学)
◆撮影:仲西一成(Scketto)
◆リポート連載記事:https://actresspress.com/category/report/

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