<TIF2022リポート⑨> “見つかっちゃった”初出場アイドル① FRUITS ZIPPER、BABY-CRAYON~1361~【Reporter:はせいあい】

<TIF2022リポート⑨> “見つかっちゃった”初出場アイドル① FRUITS ZIPPER、BABY-CRAYON~1361~

2022年8月5日(金)、6日(土)、7日(日)3日間、お台場・青海周辺エリアにて『TOKYO IDOL FESTIVAL 2022 supported by にしたんクリニック』が開催され、昨今のコロナ禍によるアイドルフェスの中止から、再開の流れがある中で、新しい世代のアイドルが次々と台頭してきている。

このTIF2022でも今後の活躍に大いに期待できる注目のグループが世間に見つけられることになった。
女子大生目線で、TIF初出場アイドル2選をリポートする。

【FRUITS ZIPPER】

1組目は、FRUITS ZIPPER。(フルーツジッパー)(フルッパー)
“KAWAII”満載、大観衆が盛り上がったDREAM STAGEに登場。

FRUITS ZIPPER。(フルーツジッパー)(フルッパー) in TIF

今年4月にお披露目ライブを行いデビューして以来、数々のアイドルイベントで話題になり、「わたしの一番かわいいところ」はTikTok上で2億再生を超えミュージックビデオは約1ヶ月間で110万回再生を突破する勢いとなっている。
最終日の8月7日に「TIF×DDD~Discovery iDol Depot~」でDREAMSTAGEに登場。
TikTokで話題となったことが影響するのか、比較的女性ファンが多く会場に訪れていたのも印象的であった。

FRUITS ZIPPERは、「原宿から世界へ」をコンセプトに、多様なカルチャーの発信地、個性の集まるファッションの街“原宿”から「NEW KAWAII」を発信していくアイドルグループである。

披露した楽曲は、「RADIO GALAXY」「ふれふるサマー」「わたしの一番かわいいところ」の3曲。

FRUITS ZIPPER。(フルーツジッパー)(フルッパー) in TIF

1曲目に披露したのは、7月29日(金)に配信開始したばかりの4thシングル「RADIO GALAXY」。YUC’eとのコラボレーションで生まれた楽曲である。
月足天音の「DREAM STAGEにお越しの皆さん、初めまして。FRUITS ZIPPERです。最後まで盛り上がっていきましょう!」の煽りに始まり、印象的なフルッパーを表す振り付けでは早くも会場全体が同じ振り付けを踊る一体感を見せつけた。スペーシーでダンサブル、遊び心満載の楽曲展開に合わせ、表情豊かに、目まぐるしく変化していくパフォーマンスに、会場はフルッパーの「NEW KAWAII」世界観に引き込まれた。

FRUITS ZIPPER。(フルーツジッパー)(フルッパー) in TIF

仲川瑠夏の「FRUITS ZIPPER、次の曲に行きたいと思います!FRUITS ZIPPERと最高の夏にしましょう!」の曲振りにより2曲目に披露されたのは、この夏をさらに熱くするサマーチューン「ふれふるサマー」である。サンバのリズムに合わせて観客も全力でタオルと腕を回す盛り上がる1曲となった。曲の最後には、仲川瑠夏、鎮西寿々歌、松本かれんの3人で、TOKYO IDOL FESTIVALを表す、「T」「I」「F」の文字をポーズで表現した。

FRUITS ZIPPER。(フルーツジッパー)(フルッパー) in TIF

最後に披露したのは、「わたしの一番かわいいところ」。
キャッチーで可愛い振り付けが話題を呼んだ楽曲である。振り付けは、元PASSPO☆で超ときめき♡宣伝部の楽曲「すきっ!」など、多くのアイドル曲の振り付けを担当する振付師の槙田紗子氏である。
櫻井優衣の「FRUITS ZIPPERの一番かわいいところ、見つけていってください!」の煽りに始まり、歌もダンスもキュートなパフォーマンスを披露。サビでは、会場の後ろまで観客全体で一緒に踊り、可愛いが詰まった熱いステージとなった。最後は、鎮西寿々歌が「来年は、私たちとここにいるみんなでメインステージに行きたいと思います!」のMCで大盛況のTIF初舞台を締めた。

FRUITS ZIPPER。(フルーツジッパー)(フルッパー) in TIF

総合プロデューサーの木村ミサは、FRUITS ZIPPERのステージ後、自身のTwitterにて、「今日は15分だったので、SEも削って3曲を詰め込みました!!イレギュラーなことも一緒に楽しんでくれてありがとう。最後のわたしの一番かわいいところで、会場が一体になったところでめちゃくちゃ感動しました。。。本当にすごい景色をみせてくれてしあわせです」とコメント。観客も運営も大満足のTIF初ステージとなったようだ。

FRUITS ZIPPER。(フルーツジッパー)(フルッパー) in TIF

FRUITS ZIPPER は、2022/9/12(月)に恵比寿LIQUIDROOMにて1st ワンマンライブを行う。
デビューから4ヶ月にして、多くの観客を集め、大観衆の前で安定感ある可愛いパフォーマンスを魅せたFRUITS ZIPPER。「NEW KAWAII」を世界に発信していく彼女らに今後も目が離せないだろう。

<メンバー>
鎮西寿々歌(ちんぜい すずか):https://twitter.com/suzuka_fz1124
月足天音(つきあし あまね):https://twitter.com/amane_fz1026
櫻井優衣(さくらい ゆい):https://twitter.com/yui_fz0221
仲川瑠夏(なかがわ るな):https://twitter.com/luna_fz0703
真中まな(まなか まな):https://twitter.com/manafy_fz0422
松本かれん(まつもと かれん):https://twitter.com/karen_fz0328
早瀬ノエル(はやせ のえる):https://twitter.com/noel_fz1229

元アイドルやアーティスト、ダンサー、トリリンガル、音大卒業生など、バラエティに富んだ7人。
そんなFRUITS ZIPPER は、TIFの初舞台で3曲連続のパフォーマンスとなり、15分間余すことなく会場を盛り上げ続けた

公式サイト:https://asobisystem.com/talent/fruitszipper/

【BABY-CRAYON~1361~】

2組目は、BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)

BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)in TIF

2021年10月にデビューし、これまでに行ったワンマンライブでは即日完売、10時間完売、10分完売、30秒完売と人気と共に記録を更新してきた今注目のアイドルグループ、BABY-CRAYON~1361~。
2日目の8月6日(土) にSKY STAGEとDOOL FACTORYの2ステージを行い、大きな爪痕を残した。
両ステージでは別々の楽曲を披露し、ファンを楽しませただけでなく、TIFを訪れた人にパフォーマンス力の高さを見せつけた。

BABY-CRAYON~1361~は『赤ちゃんが初めて手にしたクレヨンで描く一本の線は無限大の可能性がある』をコンセプトに正々堂々、日本一を目指すアイドルグループである。オーディションでメンバーを集めたアイドルグループではなく、東京ドームでのワンマンライブを叶える為に、東京音楽大学卒、フジテレビ「芸能人特技王決定戦 TEPPEN」ピアノ部門で準優勝経験のあるプロデューサー兼メンバーの石綿日向子がメンバーを1人ずつスカウトし、『同じ夢を描く』5人で結成した。

そんなベイビークレヨンは、夏の祭典TIFの初舞台でSKY STAGEとDOOL FACTORYの大きな2ステージを成功させた。

<SKY STAGE>
BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)in TIF

TIF2日目 SKY STAGEのトップバッターを務め、「有頂天サマーラバー」、「ヨーソロー!」「Todoke!」の3曲を披露した。

BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)in TIF

1曲目に披露したのは、「有頂天サマーラバー」。
歌詞は石綿日向子、振り付けはEXILEのサポートダンサーも務めた経歴のあるメインダンサー吉田菜々世が務めた“皆んなで踊れて汗を流せる夏曲”である。

メインボーカルをつとめる桜木ことの歌い出しからスタート。力強い歌声で熱い眼差しでファンの心を掴んだ。「こんにちは、ベイビークレヨンです。TIF2022、SKY STAGEにお集まりの皆さんで一緒に最後まで楽しんでいきましょう!」の煽りで幕を開けた。野外のステージで、元気なサマーソングを観客も一緒になって踊り、2日目朝のスタートダッシュをきった。

BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)in TIF

石綿日向子の「ベビクレ、初めての夏、今日はここにいる皆さんで、最高の思い出をつくっていきましょう!」の煽りで2曲目に披露したのは、「ヨーソロー!」。

キャッチーでポップなダンスを表情豊かに表現した。メンバーの仲の良さが垣間見えるシーンや、ファンへのレスが多く楽しめる1曲となった。

BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)in TIF

3曲目に披露したのは、ベビクレの想いの詰まった歌詞とエモい楽曲が印象的な「Todoke!」である。「届け!届け!この夢が まっさらなページの上で」という桜木ことのソロから始まり、5人が等身大にメッセージを届けるパフォーマンスをした。「Todoke!」の楽曲とSKY STAGEの空背景がマッチしていて、作品のようなステージとなった。初TIF、初ステージを歌いきった5人の表情は晴れ晴れとしていた。

BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)in TIF
BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)in TIF

<DOOL FACTORY>
DOOL FACTORYのステージでは「Jump to the dream!!」、「ケセラ・セラ・ヴィ」、「君と歌うボクの唄」の3曲を披露した。会場を埋め尽くす観客が集まる期待のステージとなった。

1曲目に披露したのは、デビューから歌い続け完成度を増した「Jump to the dream!!」。サビではファンも一体となり振り付けを踊り、盛り上がりをみせた。

BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)in TIF

早海美玖が「TIF2022、みんな盛り上がってますか?まだまだ元気が足りないですね!最後まで一緒に盛り上がっていくぞ!」と可愛らしい煽りで2曲目に披露したのは、「ケセラ・セラ・ヴィ」である。初めて見た人も一緒に踊れるダンスの可愛らしいアイドルソング。「ベイビークレヨンが“大好き”」になるステージとなった。

BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)in TIF

3曲目に披露したのは、「君と歌うボクの唄」。丁寧に届ける歌声に乗ったエモい歌詞が観客の胸に響き、5人のシンクロしたダンスに魅せられた。ベイビークレヨン初めての夏、初TIFの2ステージで、ファンを楽しませただけでなく、TIFを訪れた人に楽曲のクオリティやパフォーマンス力の高さを見せつけた。

BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)in TIF

ベイビークレヨンは、2022/10/9(日)に東武動物公園イベントステージHOLA!にて、『BABY-CRAYON~1361~1st Anniversary Live』を行う。生バンドライブでのステージとなっている。

BABY-CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)(ベビクレ)
『BABY-CRAYON~1361~1st Anniversary Live』

<メンバー>
石綿日向子(いしわた ひなこ):https://twitter.com/hinako_ishiwata
桜木こと(さくらぎ こと):https://twitter.com/koto_sakuragi
永久ハンナ(ながひさ はんな):https://twitter.com/hanna_nagahisa
早海美玖(はやみ みく):https://twitter.com/miku_hayami
吉田菜々世(よしだ ななせ):https://twitter.com/nanase__yoshida

ベイビークレヨンは、8月14日に決勝大会が日本青年館ホールで行われた、ライブパフォーマンスNo.1アイドルを決定する「IDOL OF THE YEAR」で優勝し、8月27日@ JAMメインステージ出演権とCS日テレプラス10月クールの冠レギュラー番組を獲得した。

デビューから、毎月のペースで新曲を発表しワンマンライブを成功させてきたベイビークレヨン。
“無限大の可能性”で東京ドームのワンマンライブを叶えるのも、遠くない未来になるのではないだろうか。ベイビークレヨンの今後に注目したい。

公式サイト:https://baby-crayon.jp/

TOKYO IDOL FESTIVAL 2022 LOGO
『TOKYO IDOL FESTIVAL 2022 supported by にしたんクリニック』公式サイト:https://official.idolfes.com/

はせいあい(青山学院大学)ACTRESS PRESS REPORTER in TIF

◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材・文・撮影:はせいあい(青山学院大学)
◆コーディネート:Scketto:https://twitter.com/scketto1
記者連載記事:https://actresspress.com/category/report/

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