2022年8月5日(金)、6日(土)、7日(日)3日間、お台場・青海周辺エリアにて『TOKYO IDOL FESTIVAL 2022 supported by にしたんクリニック』が開催され、8月7日(日)最終日の「HOT STAGE」に出演したHKT48のステージをリポート。
横一列に登場したメンバーたち。この日は矢吹奈子や田中美久を始め6月22日に発売された『ビーサンはなぜなくなるのか?』の選抜メンバー15名(松岡菜摘を除く)に加え、同シングルで研究生ながらソロ曲に抜擢された6期生の最上奈那華の16名で出演。4種類のカラフルなスカートが目立つ最新曲の衣装で登場した。
一曲目に流れたのは夏フェスのオープニングにはもってこいの楽曲『ぶっ倒れるまで』地頭江音々の「HKT盛り上がっていけんのかー!」という声で一斉メンバーもステージ前方まで走った。
豊永阿紀(左) 地頭江音々(右)
続いて歌唱力No.1決定戦でも上位に食い込むなど多彩な才能とパワフルなパフォーマンスが魅力の豊永阿紀が「HKTと伝説作る準備できてますか!世界で一番熱い場所にするぞ!」と手を高々と上げて叫んだ。
今までのライブでは8月末に卒業を予定している松岡菜摘などの煽りで始まることが多いが、この日は共に4期生として今年のライブツアーでグループを支えた豊永阿紀と地頭江音々が全力でオープニングを盛り上げた。
曲中では何度も観客手を振り上げるよう声をかける場面も。
小田彩加(左) 石橋颯(中央)田中美久(右)
続いては矢吹奈子と田中美久センターの『早送りカレンダー』
イントロが流れた瞬間、客席からは待ってましたと言わんばかりの歓声が沸いた。
曲中には矢吹と田中がステージ横カメラに2人で映り込んだ後に抱き合う場面も。
ともにグループを引っ張るまでになった『なこみく』の2人の絡みに加入時期から応援しているファンは心が熱くなったのではないだろうか。
3曲目にはHKT48として最初に送られた思い出深いオリジナル楽曲である『初恋バタフライ』を渡部愛加里センターで披露。渡部の「皆さん私たちについてこれますよね?TIF最後まで盛り上がっていきましょう!」という煽りも入った。
竹本くるみ(左)、石橋颯(右)
フロントには5期生『いぶくる』コンビで愛される竹本くるみと石橋颯が共にツインテールで可愛らしいパフォーマンスを披露。
続いて松岡はなセンターの『キスは待つしかないのでしょうか?』が始まると松岡から「皆さんここで紹介したいメンバーがいます!6期生の最上奈那華ちゃんです!」と5月にお披露目されたばかりの最上を紹介。
そのまま最上がこの曲のセンターとして堂々のパフォーマンスを見せた。
実はHKTでは何度も期待の新人をTIFデビューさせるサプライズがあった。
2015年には今回の新曲で5年半ぶりに選抜に復帰した今村麻莉愛が当時小学生で出演、2018年には劇場デビュー前の渡部愛加里がトリでセンターを務めた。
最上は研究生とは思えない堂々したダンスや表情で観客を魅了。中盤ではこの曲の見せ場であるセリフパートで「あの、すいません。キスしませんか?」と初々しいパフォーマンスを見せた。
その後も5曲目に矢吹センターの『突然 Do love me!』『大人列車』、ライブでの定番曲『ロックだよ、人生は』を披露。
『ロックだよ、人生は』では豊永がステージで全力ジャンプを見せるなどメンバーそれぞれが自由なパフォーマンスで会場を盛り上げた。
そのままMCに入ることなく松岡はなセンターの『最高かよ』をパフォーマンス。
声出し禁止の客席に代わってメンバーがMIXのコールを歌い上げ会場の熱気は最高潮になった。
最後は新曲『ビーサンはなぜなくなるのか?』を披露。キャッチーな歌詞は以前インタビューした際に渡部愛加里が話していたように夏の思い出として残る一曲になったのではないだろうか。
HKT48 公式サイト:http://www.hkt48.jp/
『TOKYO IDOL FESTIVAL 2022 supported by にしたんクリニック』公式サイト:https://official.idolfes.com/
◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材・文:遠藤葵(法政大学)
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