地球環境と向きあう、日本一の美女が決定! 『2021ミス・アース・ジャパン』日本代表は吉田小夏が受賞。 【Reporter:大島千乃・鈴木真央】

吉田小夏(『2021ミス・アース・ジャパン』日本代表)

2021年7月20日、2021ミス・アース・ジャパン日本大会が行われ、全国の地方大会を勝ち抜いたファイナリスト27名が一堂に会した。2011年から続くこの大会では、地球環境保護などを重視した国際ミスコンテストの「ミス・アース」における日本代表を選考する。
カジュアルウェアの1stセッション、水着の2ndセッション、ドレスの3rdセッション、そして質疑応答の Finalセッションを経て、1名のミス・アース・ジャパンが決定した。

【受賞結果】

グランプリ日本代表):吉田 小夏(北海道代表)

吉田小夏(『2021ミス・アース・ジャパン』日本代表)

1stセッションでは、白のワンピースで登場。
表情は生き生きとしており、自信に満ち溢れていた。誰よりも大きくハキハキとした声が印象的だった。ヨーロッパでの生活の中で感じた、環境問題を元とした、人々の格差、貧困などの問題について訴えていた。

2ndセッション(水着審査)へはファイナリスト27名から15名が選出されてウォーキングを行い、3rdセッションへ10名が通過した。

2ndセッションでは、赤い水着姿で登場した。
長年取り組んでいるバレエによる、引き締まった体は遠くから見ても魅力的に映った。吉田小夏さんの堂々としたウォーキングに会場は強く惹きつけられた。

ミス・アース ジャパン ドレス姿

3rdセッションでは、10名のドレス審査からFinalセッションの5名が通過。
吉田小夏さんは、紺のタイトドレスで登場。
歩くたびにキラキラと輝くイヤリングも印象的であった。ウォーキングは、水着の時と同様、堂々としており自信に満ちているように思えた。さらに、上品でしなやかな動き、表情はドレスにとても合っていて美しかった。

ミス・アース ジャパン ドレス姿

Finalセッション(審査員からの質疑応答)では、審査員からの「あなたは10年後、何をしていますか」という問いに対して、吉田さんは「私は、子供たちに綺麗な靴を届けたい。子供達が地面に足をつき、夢を追い求められるよう支えたい。」と回答した。質問に対して迷いなく、丁寧に返答されていた姿から、大会に対する彼女の強い意思を感じた。

吉田小夏(『2021ミス・アース・ジャパン』日本代表)
グランプリの受賞発表シーン

吉田小夏(『2021ミス・アース・ジャパン』日本代表)

そして、昨年グランプリの東出あんなさんより、輝くティアラも贈呈。
吉田さんの表情はとても穏やかで、嬉びでいっぱいであった。グランプリに輝いた際には、目に涙を浮かべながら、「自分一人ではここまで来られなかった。すべての人に感謝したい。」とコメントされた。

【囲み取材】

吉田小夏
プロフィール
グランプリ:吉田 小夏(北海道代表)
26歳 T170 ホテルフロント

Q.受賞をしましたが、今後の意気込みや心境は?

A.6年間ドイツでバレエダンサーとして活動していた際に見て感じたこと、母なる大地 マザー・アースを守らなければならないということを、これから自分の言葉で日本のみなさんにお届けしたいです。


Q.コンテスト応募のきっかけは?

A.20年間バレエに全てを捧げる人生でしたが、コロナウイルスの影響で思うようにバレエの講演ができない日々が続き、新たな舞台での活動を考え始めました。


吉田小夏

Q.憧れている人物は?

A.オードリー・ヘップバーンさんです。バレエダンサーの経験もあり、女優になった後も、深い愛をもって子どもたちに貢献していたという点で憧れています。


Q. 1年間のミス・アース・ジャパンとしての活動を終えた後の展望は?

A.活動を終えた後も、世界のどこかで苦しんでいる人が少しでも幸せに暮らせる環境を作りたいという想いは続いていきます。誰もが幸せに暮らせる地球を作るためには、メディアに出る必要もあると思います。


吉田小夏

【受賞者】

三浦遥、吉田小夏、藤田麻里、竹原里奈
受賞者 左より
2位:ミス・エアー・ジャパン 三浦 遥(青森県代表) 26歳 T165 アシスタント
グランプリ:ミス・アース・ジャパン 吉田 小夏(北海道代表) 26歳 T170 ホテルフロント
3位:ミス・ウォーター・ジャパン 藤田 麻里(大阪府代表) 25歳 T165 モデル
4位:ミス・ファイヤー・ジャパン 竹原里奈(東京都代表) 25歳 T165 会社員

2021ミス・アース・ジャパン:
http://www.miss-earth.com/

【感想】

大島千乃(早稲田大学)・鈴木真央(津田塾大学)/ACTRESS PRESS編集部 REPORTER(リポーター)
今回が初取材だったので、どんな様子で行われるのか、当日がとても楽しみでした。大会では、各ファイナリストの方々の自信溢れる姿がとても印象的で、終始圧倒されていました。どの場面においても常に笑顔で美しく、地球環境に対する自分の想いを熱く話される27名のファイナリストの姿を見て、ここまでたくさんの困難を乗り越え、自分や環境問題と真剣に向き合ってきたことで引き出されている輝きを肌で感じました。(大島千乃)

今回、私も初めての取材でした。候補者の方々は、みなさんとても堂々として、自信に溢れておりとても感動しました。また、候補者全ての方が、それぞれ環境に対して深い考えを持っていらっしゃりとても感動しました。みなさん、大会でグランプリを取ることがゴールではなく、ここをスタートに問題解決に取り組もうと言う意思があり、強く美しい姿に憧れを抱きました。(鈴木真央)


【MOVIE(動画)】

大島千乃(早稲田大学)・鈴木真央(津田塾大学)/ACTRESS PRESS編集部 REPORTER(リポーター)

◎ACTRESS PRESS編集部
・取材・文:左~大島千乃(早稲田大学)・右~鈴木真央(津田塾大学)
・撮影:仲西一成(scketto)
<sckettoリポータープロジェクト>
https://twitter.com/scketto1

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