全国の大学生、専門学校生の中から日本一を決める全国版ミスキャンパス『MISS UNIVERSITY 2023(ミスユニバーシティ2023)』が9月25日、ホテル雅叙園東京で行なわれ、各県の代表に選ばれたファイナリスト18名が、30秒スピーチ・ドレスウォーキングによってそれぞれの魅力をアピールした。その後審査によって選ばれた上位6名は審査員との質疑応答を行い、グランプリが発表された。
水色のブラウスに白色のスキニーパンツを着こなすファイナリストたち。息のそろったオープニングダンスを披露した。
【グランプリ】
※年齢は2023年9月25日現在
鈴木 梨恩(すずき りおん)
静岡県代表・静岡英和学院大学・19歳・167 cm
https://www.instagram.com/rionsuzuki912
笑顔と自身に満ちあふれた表情で、華麗なウォーキングを披露した。
くびれが目立つ純白のドレスに身を包み、圧巻のスタイルを披露した。
30秒スピーチでは、幼い頃からの夢である芸能界での活動を語った。「誰かにバカにされるのではないか」という不安もあったが、MISS UNIVERSITYでの活動を通し、自信を身につけることができたという鈴木は、誰もがありのままで生きられるきっかけとなりたいと述べた。
審査員よりの質疑応答時は、カーボンニュートラルの必要性について問われた鈴木は、その問題の根幹となっている地球温暖化についての認識を高めるべきだと語った。
緊張の中グランプリが発表され、会場全体から拍手が巻き起こった。
昨年2022グランプリ長沼麻陽からティアラを贈呈される鈴木。胸に手を置き、少しホッとした表情を見せた。
トロフィーと花束も受け取り、にこやかな表情を見せた。
グランプリを目指し、苦しさや悔しさを感じながらも、努力を重ねてきた期間を振り返り、喜びを語った。支えてくれたすべての人への感謝を述べ、終盤では感極まり涙を見せる姿も。
左から準グランプリ、グランプリ、第3位。3人そろって笑顔を見せた。
コンテスト終了後には囲み取材も行われ、改めて受賞の喜びと周囲への感謝を述べた鈴木。
コンテストに参加するきっかけは高校時代の顧問の先生であったという。コンテストを通し、メンタル面で強くなれたという鈴木は、今後どのような道に進みたいかという質問に対し、自身の存在を多くの人に知ってもらい、幼い頃からの夢であるモデルとしての活動をしたいと述べた。また受賞の喜びを1番誰に伝えたいかという質問に対し、母親に直接伝えたいと照れながら答えた。
【準グランプリ】
森川 紫織(もりかわ しおり)
神奈川県代表・共立女子大学・20歳・170cm
https://www.instagram.com/shiori_morikawa_710
はじける笑顔で、会場をより一層華やかにさせた。
身体のラインに沿う細身のシルエットのドレスはスタイルの良さを引き立たせた。
森川は、目標のグランプリにあと一歩届かずに悔しがった。コンテストに参加するきっかけは、インスタグラムで見たコンテストの広告に、直感でこれだ!とビビッと感じたからだったという。コンテストを通して外見だけではなく、メンタルの強さを得られたそう。また、準グランプリという悔しい結果であったが、他の優しい心を持つ素敵なファイナリストと一緒にコンテストに出られたのは幸せだったと笑顔で話した。将来は女優として映画やドラマに出たいと話し、コンテストをそのきっかけにしたいと意気込んだ。
【第3位】
堀越 菜生(ほりこし なお)
群馬県代表・千葉工業大学・18歳・162cm
https://www.instagram.com/nao_horikoshi
まとめた綺麗な長い髪の毛を揺らしながら、颯爽としたウォーキングを披露した。
純白のドレスと揺れる耳飾りが華やかさを引き立たせていた。
堀越もグランプリに届かず悔しがっていたが、すでに将来に目を向けていた。コンテストに参加するきっかけは、隣人の誘いと苦手であった人前に出ることの克服だったという。人に見られていることに緊張してウォーキング練習で泣いてしまうことがあったが、コンテストを通してその弱点を克服できたそう。悔しい結果であったが、笑顔で望めたと話した。性の固定概念に問題意識を持ち、将来はジェンダーの枠にとらわれない化粧品開発をしていきたいと意気込んだ。
【ファイナリスト一覧】
宮城/金子 真依(早稲田大学)
茨城/村山 佳菜子(立教大学 )
群馬/堀越 菜生(千葉工業大学)
埼玉/月奈 なづき(早稲田大学)
千葉/佐藤 れい(國學院大学)
東京/徳山 愛乃(慶應義塾大学)
神奈川/森川 紫織(共立女子大学)
新潟/小山 幸(国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校)
静岡/鈴木 梨恩(静岡英和学院大学)
愛知/栗木 里美(中部大学)
京都/今井 優歩(立命館大学)
大阪/東 優衣(京都女子大学)
兵庫/久國 千鶴(神戸大学)
広島/吉川 愛唯(県立広島大学)
福岡/村井 清香(第一薬科大学)
長崎/吉原 さや香(順天堂大学)
大分/タットル桜リバティ(立命館大学)
沖縄/玻名城 恵実(中央大学)
【感想】
同世代の彼女たちは外見の美しさだけではなく、周囲に感謝を忘れない素敵な心を持っていて、私も彼女たちのように輝く女性になりたいと感じました。(小林瑞)
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◎ACTRESS PRESS編集部
・取材:文:小林瑞(慶應義塾大学)、青島葉奈(津田塾大学)
・撮影:仲西一成(Scketto)
・リポーター記事:https://actresspress.com/category/report/
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