フランスのニース国際映画祭の授賞式が6月26日に開催され、映画『透子のセカイ』(洋題:Mystic Shrine Maiden)で主演を務めた女優の吉本実憂(よしもと みゆ)が最優秀外国映画主演女優賞を受賞した。
受賞を受けて主演の吉本からのコメントも届いた。
吉本実憂」
2018年の大ヒット映画『カメラを止めるな!』で撮影監督を務めた曽根剛がメガホンを取った本作は、長野県を舞台に、謎の少女と出会った巫女が急転する事態を乗り越えていく様子を描き、明るく歌い出す音楽シーンも含んだファンタジードラマ。吉本は何があっても前向きに皆の気持ちを明るくする主人公を演じた。共演者には白石優愛、原西孝幸(FUJIWARA)、勇翔(BOYS AND MEN)、濱津隆之らがいる。
本年で第9回を迎えるニース国際映画祭は当初、5月開催を予定していたがコロナの影響により延期。現地時間6月26日にオンライン開催での授賞式となり、本作は最優秀長編映画作品賞、最優秀外国映画主演女優賞、最優秀外国映画助演女優賞、最優秀衣装賞の4部門にノミネートを受けていた。
映画『透子のセカイ』は2019年の上海国際映画祭をはじめ、世界各地の映画祭で上映、受賞が続いている。国内では長野県で先行公開され、今後全国公開を予定。
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