元スィートショップの近藤薫プロデュースのもと7月30日に1stシングル『短篇小説/ルーレットを回して』を発売し、デビュー。自身の誕生日である11月16日に四谷天窓で行ったワンマン公演はソールドアウトを記録。その勢いを示すように、シンガー・櫻井里花(さくらい・りか)が、本日2018年12月5日(水)に早くも1stアルバム『ありがとうじゃ足りないよ』を発売した。
「歌が好きで、ただただ歌いたいから」という気持ちが彼女の歌の原点にあれば、その気持ちは今も変わらない。同時に、今の櫻井里花は「自分らしい色」を探している。今は、プロデューサーの近藤薫が提供する楽曲を歌いながら、今の自分よりも少し背伸びした物語へ染まり、そこから見えてくる「本当の自分らしさ」を探している。ギターを弾き語り歌うときの櫻井里花の姿も、とても印象的だ。感情と歌声と腕のストロークが重なりあい、気持ち揺れるままのライブがその場に生まれる。そのインパクトが強烈だから、一度彼女のライブへ触れた人たちがリピーターになるのかも知れない。
このたび、櫻井里花が1stアルバム『ありがとうじゃ足りないよ』の全曲解説をしてくれた。以下に、その言葉をお届けしよう。
『タイムリミット』
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『短篇小説』
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『Baby blue~くっついていたいよ~』
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『ありがとうじゃ足りないよ』
白い紙の上にスポイトで色水をポトンと落とすと、ジワッーと色が滲みながら広がるじゃないですか。シンプルな楽曲だからこそ、その上に感情を落としたときにも、その想いがジワジワと広がってゆく。『ありがとうじゃ足りないよ』を聞くときは、ぜひ目を閉じて、すべての感情をシャットダウンし、何も考えずに音楽だけに集中して聞いて欲しいなと思います。
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『グレーのスーツのおじさん』
わたしは今、大学4年生。まわりのみんなは就職など将来の安定した進路を考えているけど、わたしは自分の夢を追いかけたい。そこは、歌に登場する彼女と同じ気持ちのように、「じつはぜんぜん自分と遠くない話」なんだと、歌いながら思えるようになりました。ただ、MVの撮影は難しかったといいますか、わたし、生まれて初めて付け睫をつけ、濃いお化粧をしたように、こういう機会がなかったら一生出来なかった姿になれたことは良い経験にもなりました(笑)。
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『ルーレットを回して』
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『WALK』
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『おつかれさん、また明日。』
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櫻井里花にとって1stアルバム『ありがとうじゃ足りないよ』は、なりたい自分を見いだすための最初の道標となる作品。まだまだ成長過程のように、今はまだ角張った金平糖みたいだ。彼女の場合、角が取れて丸くなるのではなく、そのとんがりをもっともっと突き出そうしている。櫻井里花がこれからどんな色を描き出すシンガーになってゆくのか、楽しみだ。
TEXT:長澤智典
★映像★
◎「短篇小説」
◎「グレーのスーツのおじさん」
◎アルバム『ありがとうじゃ足りないよ』試聴音源
★音源情報★
『ありがとうじゃ足りないよ』
2018年12月5日発売
品番:MIUZ-0095
発売日:2018.12.05
Label:miuzic Entertainment
定価:2,000円(税別)
Produced by 近藤薫
【収録内容】
1.タイムリミット
2.短篇小説
3.Baby blue~くっついていたいよ~
4.ありがとうじゃ足りないよ
5.グレーのスーツのおじさん
6.ルーレットを回して
7.WALK
8.おつかれさん、また明日。
★櫻井里花・情報★
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アルバム『ありがとうじゃ足りないよ』特設サイト
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◎情報提供:長澤智典