シンガーソングライター・井上苑子(いのうえ そのこ)が本日4月30日(日)、 渋谷・SHIBUYA TSUTAYA 6F BOOKにて開催された、初のアーティストブック『井上は。』(ぴあ)発売を記念した限定イベント「井上苑子店長の「井上書店。 」に登場した。
イベント前には集まった多くの記者を前に井上苑子店長の会見を実施。 初の書籍について「出ると聞いたときはうれしかったんですが、 『私なんかで1冊の本ができるのか』と思いました。 でも、 いざ本が出来てみると、 今まで話たことがないことや、 このたこ焼きの店がいいとか(笑)、 何から何まで詰め込んだ本になっているので、 井上苑子のことを一発で知りたいという方にはぜひこの本を見てほしいです。 もっともっとがんばっておっきくなったとき、 これを見返して『こんなことがあったなと、 やりよったな』と(笑)、 『ちゃんとやってたな』と考え直せるように。 大切な一冊になりました」と語った。
イベントでは、井上苑子自身初の書籍ということで、 エプロン・名札を付けた書店員スタイルで登場。 スタッフも「井上書店。 スタッフ」バッチを付けて接客した。
「まだ店長らしいことは何もしてないんですが、 本のことをもっと学びたい」と意欲満載の井上店長。 楽屋では密かに「いらっしゃいませ」「何かお困りですか」と練習していたことを明かす場面も。 実際に最近本屋によく行くようになったそうで、 「小説を読むようになりました。 昔は少女マンガばっかりで、 本屋さんでも少女マンガのコーナーに直行だったんですが、 最近は“注目の”とか書いてある小説とかを読んでます」とのこと。 一番最近読んだ本は「試着室で思い出したら、 本気の恋だと思う」(尾形真理子)だそうだ。
本書の気に入っているところは「PEOPLE」の章にて、 4ページにわたって展開されている、 アーティスト&スタッフからのコメントコーナー。 「back numberの清水(依与吏)さんがコメントくださったり、 普段お世話になってるスタッフさんがこんなことを思って仕事してくださってるんだっていうのを知ることができて、 これ読んだときはめちゃめちゃ泣きましたね」と感慨深い様子。 同章には家族との手紙のやり取りも収録されており、 「母親はこの本を5冊くらい持ってて(笑)。 気に入ってずっと読んでます。 『すごいね、 作ってもらってよかったね』って言ってもらいました」と照れていた。
『井上は。 井上苑子1ST ARTIST BOOK』(ぴあ)スタッフコメントページ
記者から「こだわった点は?」と聞かれると、 「えー! なんだろう!?」と本をパラパラめくりながら、 「あ! 直筆が結構あるんです。 似顔絵とか。 自分らしさを出そうかなと。 タイトルも『手書きがいいです』とわがままを聞いていただきました。 タイトルの『井上は。 』は口癖なんです」とコメント。 イベントの「井上書店。 」ロゴも井上店長の直筆だ。
イベント終了後は「新鮮でした!」とやりきった表情の井上店長。 「いつもはCDでファンのみなさんとお話する機会はあるんですが、 みんなこんなに本を買ってくれるんだ、 と。 感想もいただいいていて、 『わかりやすい』とか『すごくよかった』とか、 特に『年表がよかった』って言ってくださる方もいて。 私も年表いいと思っていて、 小さい頃の写真とかもあるので、 喜んでもらえるとうれしいです」と笑顔で語った。
「井上書店。」井上苑子店長と「井上書店。」バッチをつけたスタッフ(c)ぴあ
TUSTAYA6階の「井上は。」コーナーには、早速、店長愛読の文庫を隣に陳列された。
※PHOTO: (c)ぴあ
【『井上は。 井上苑子1ST ARTIST BOOK』 出版概要】
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MUSIC、 PLACE、 THINGS、 PEOPLE、 NOW、 FUTUREの6章で構成。 音楽との出会いからいま、 そして未来を語るロング・インタビューや井上苑子のPLAYLIST、 大阪と東京の大切な場所を巡る様子、 井上苑子の半径5メートルにあるモノを公開。 さらには、 101の質問、 ラジオの生放送現場密着、 家族との往復書簡や先輩アーティスト、 周辺スタッフによる「証言」で井上苑子という人物を紐解いていく内容になっている。
著書:井上苑子
発売日:2017年4月3日
定価:1500円(消費税込)
判型:A5判/112頁
出版:ぴあ株式会社
<主な内容>
・CONTENTS この本のもくじ
・PROLOGUE 「井上は。 」ご挨拶
・ソノペディア 生まれてから、 いまこのへん
「MUSIC」 井上苑子の「素」Interview / 井上PLAYLIST
「PLACE」 大阪と東京
「THINGS」 井上の半径5メートル
「PEOPLE」 大切な人たち、 井上を知る人たち
「NOW」 101Qとオールナイトニッポン0
「FUTURE」 未来の扉を開くInterview
◎情報提供:ぴあ株式会社