<UNIDOL 2022 Summer②>2位・S P H mellmuse(上智大学)、3位・やっぱりまかろん。(同志社大学) 悔しさを滲ませながらも進み続ける彼女たちに今後も目を離せない!!【Reporter:森田聖子】

<UNIDOL 2022 Summer②>2位・S P H mellmuse(上智大学)、3位・やっぱりまかろん。(同志社大学)

2022年8月21日に「UNIDOL 2022 Summer 決勝戦/敗者復活戦」が行われ、今年で10周年を迎えた。

本大会は「令和ポジティブ」をテーマに展開されており、一夜限りのアイドルを楽しみステージで輝けるUNIDOLらしさが存分に詰め込まれている。全国区5都市(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌)にて開催された、総計49⼤学53チームによる予選⼤会を⾒事勝ち抜いた14チームに加え、同⽇開催の敗者復活戦を勝ち抜いた2チームが出場した。

UNIDOL 2022 Summer in NHKホール

NHKホールでの恒例の出場者集合写真は圧巻。

決勝戦では、勝ち残った出場者たちが熱い戦いを繰り広げ、笑あり、涙ありの思い出深い大会となった。

【結果一覧】

UNIDOL 2022 Summer 決勝戦/敗者復活戦
・1位:Bombs!/筑波大学
・2位:SPH mellmuse/上智大学
・3位:やっぱりまかろん。/同志社大学

・ベストフェアプレイ賞 :完全無敵シンデレラ/A大学
・ベストポジティブ賞  :さよならモラトリアム/慶應義塾大学
・ベストドレッサー賞  :chocolat lumière/K大学
・ベストアトラクティブ賞:chocolat lumière/K大学
・ベストパフォーマンス賞:Bombs!/筑波大学

大会中には、司会者や審査員が度々「非常にレベルの高い戦い」「どこが優勝してもおかしくない」といった発言をしており、彼女たちの実力やポテンシャルの高さに驚嘆し、絶賛する様子が伺えた。

今回、惜しくも優勝は逃したものの、大健闘した2位・SPH mellmuse(上智大学)と3位・やっぱりまかろん。(同志社大学)に着目した。

【2位:SPH mellmuse(上智大学)】

SPH mellmuse(上智大学)

セットリストは「カラフルスタートライト(Cheeky Parade)」「プレシャスサマー!(でんぱ組.inc)」「愛・魔性(アンジュルム)」「M.O.N.ST@R(Cheeky Parade)」の4曲。

SPH mellmuse(上智大学)

SPHの力強さ、一糸乱れぬ観客をひきつけるパフォーマンスが象徴的なステージとなった。

SPH mellmuse(上智大学)

誰もが盛り上がれるパワフルな明るい曲から、大人っぽい曲まで、8分間という短い時間に、様々な変化を見せた。

SPH mellmuse(上智大学)
SPH mellmuse(上智大学)SPH mellmuse(上智大学)

キラキラとしてカラフルな衣装を纏い、明るいパワフルなパフォーマンスから始まり、セーラー服のような衣装で可愛らしく踊ったり、赤と黒を基調としたゴージャスな衣装で、クールな表情でしなやかなダンスをしたり、曲の変化と共に、表情もダンスも衣装もガラリと変わる姿が印象的だった。が表情といい、衣装といい、彼女たちも七変化っぷりは圧巻だった。

SPH mellmuse(上智大学)

インタビューでは、「優勝を目指してきたが、全員で楽しいと思えるステージができた。観客の皆さんに楽しんでもらえるステージになっていたら嬉しい。」と話した。

SPH mellmuse(上智大学)

結果発表後にもインタビューを求められると、悔しさを見せながらも、「まずは応援してくださった皆様、本当にありがとうござしました。私たちは今回、もちろん優勝を目指していたんですけど、自分たちが楽しいと思えるステージにしようとS P Hの原点に立ち返った方針で練習してきたので、その結果こんなに素敵な順位を頂くことができて、今はここまで来られた嬉しさと、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。これからもS P Hも応援をよろしくお願いします!」と堂々と語った。

【第3位:やっぱりまかろん。(同志社大学)】

やっぱりまかろん。(同志社大学)

セットリストは「Overture(マジカル・パンチライン)」「FANTASTIC ILLUSION(i☆Ris)」「英雄〜笑って!ショパン先輩〜(BEYOOOOONDS)」「Beyond the Bottom(Wake Up, Girls!)」の4曲。

やっぱりまかろん。(同志社大学)

薄紫色の衣装が特徴的なやっぱりまかろんは、関西予選では2位だったものの、ステージでの楽しさとUNIDOLらしさを十分に発揮し、決勝戦では唯一関西勢での入賞を果たした。

やっぱりまかろん。(同志社大学)

彼女たちのパフォーマンスはもちろんだが、背後のスクリーンからも目が離せなかった。

やっぱりまかろん。(同志社大学)
やっぱりまかろん。(同志社大学)
やっぱりまかろん。(同志社大学)

N H Kホールに迷い込んだメンバーたちが最終的には革命を起こすという奇想天外なストーリと共に、パフォーマンスをしたことで観客を魅了したに違いない。彼女たちはキレのあるダンスだけでなくフォーメーションの激しい変化も魅力だった。衣装や曲、背後のスクリーンに加えて、照明もカラフルで、それらが彼女たちの明るさをより引き立たせていたのではないだろうか。

やっぱりまかろん。(同志社大学)

結果発表後のインタビューでは、「正直優勝を目指してやってきたので3位と言う順位は悔しいんですけど、関西から入賞というのが私たちのグループを作った先輩振りになりました。今年はすごい代替わりの年なので、その先輩方が作り上げてきた強いやっぱりまかろん。をどうやって継続させるかを試行錯誤して。前の決勝戦では望まない順位だったので、このN H Kホールという大きな舞台で、こうやって挨拶をさせていただいていることが本当に光栄です。でも私たちは、全国優勝に向けて頑張っているので、次も来年も全国優勝をとるまで頑張っていきます!」と、悔しさを滲ませながらも、今後の希望も熱く語った。

彼女たちの全身全霊のパフォーマンスを通じて、彼女たちがユニドルにかける思いや、情熱を肌で感じた。彼女たちのユニドルとしての活動はまるで青春群像劇のようで、今後も目が離せない。

【ベストフェアプレイ賞:完全無敵シンデレラ/A大学】

完全無敵シンデレラ/A大学
完全無敵シンデレラ/A大学

【ベストポジティブ賞:さよならモラトリアム/慶應義塾大学】

さよならモラトリアム/慶應義塾大学
さよならモラトリアム/慶應義塾大学

【ベストドレッサー賞・ベストアトラクティブ賞:chocolat lumière/K大学】

chocolat lumière/K大学
chocolat lumière/K大学
chocolat lumière/K大学

【ベストパフォーマンス賞:Bombs!/筑波大学】

筑波大学アイドルダンスチーム

【UNIDOL 2022 Summer 決勝戦/敗者復活戦】

UNIDOL 2022 Summer 決勝戦/敗者復活戦

[決勝戦出場チーム]
1.成城彼女/成城大学(敗者復活戦2位)
2.1par=St./A大学
3.ももキュン☆/早稲田大学
4.ねむの木に片思い/S大学
5.Like/桜美林大学
6.さよならモラトリアム/慶應義塾大学
7.にじぐみ/K大学
8.chocolat lumière/K大学
9.完全無敵シンデレラ/A大学
10.やっぱりまかろん。/同志社大学
11.Prismile/早稲田大学
12.ヒトノカネデスシガタベタイ/C大学
13.SPH mellmuse/上智大学
14.Pichcart/同志社女子大学
15.Bombs!/筑波大学
16.夏目坂46/早稲田大学(敗者復活戦1位)

【UNIDOL】

UNIDOL(ユニドル)

UNIDOL公式Twitter:https://twitter.com/UNIDOL_EXCO
UNIDOL公式ホームページ:http://unidol.jp/

森田聖子(津田塾大学)ACTRESS PRESS REPORTER(アクトレスプレス リポーター)in NHKホール

◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材・文:森田聖子(津田塾大学)
◆コーディネート:Scketto:https://twitter.com/scketto1
記者連載記事:https://actresspress.com/category/report/

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