松雪泰子 主演 日テレドラマ『Mother』が“ドラマ大国トルコ” でリメイク大ヒット!東京ドラマアウォード・海外特別賞 受賞! 

松雪泰子 主演 日テレドラマ『Mother』が“ドラマ大国トルコ” でリメイク

女優・松雪泰子(まつゆき やすこ)が主演し、芦田愛菜の名演とその衝撃的なストーリーに日本中が涙した、日本テレビの名作ドラマ『Mother』が、ドラマ大国であるトルコでリメイクされ、 大ヒット。本日2017年10月26日(木)開催された東京ドラマアウォードにて、トルコ版Motherが「海外特別賞」を受賞した。

松雪泰子 主演 日テレドラマ『Mother』が“ドラマ大国トルコ” でリメイク

日本のドラマがトルコでリメイクされるのは初めてのことで、それがいきなりの大ヒットとなった。本日の授賞式には、トルコでドラマをリメイク制作したMF Yapim社とMEDYAPIM社の代表がこのために来日し、「この素晴らしいドラマのリメイク版を作れて大変光栄、 受賞は何よりもうれしい」と感想を述べた。海外特別賞に、 日本のドラマのリメイク版が選ばれるのは初めての快挙だ。

松雪泰子 主演 日テレドラマ『Mother』

ドラマ『Mother』は、2010年4月14日から6月23日まで日本テレビ系で毎週水曜日22時に放送。脚本の坂元裕二によるオリジナルストーリー、 プロデュースは次屋尚(日本テレビ)、 演出は 水田伸生(日本テレビ)。 松雪泰子が主演し、 芦田愛菜の名演とその衝撃的なストーリーに日本中が涙し、 数々の賞を受賞。

松雪泰子 主演 日テレドラマ『Mother』トルコ リメイク

トルコでのリメイクは、トルコの制作会社MF Yapim(エム・エフ・ヤピム)から2015年に日本テレビ海外事業部あてに「このドラマを見て大変興味を持った。 リメイク権の状況を教えてほしい」と問い合わせがあり、 1年間半の交渉ののち、 実現する運びとなった。

トルコは、 実は海外テレビ市場においてはテレビドラマシリーズの最大の輸出国の一つである(米国に次いで2位)。 年々輸出額も上がり近年で総額$350M(約350億円)を超えたと聞く。ドラマ『Mother』は、 そのドラマ大国トルコで『ANNE』(アンネ、 母という意味)というタイトルでリメイクされた。 [注意:ANNEが海外で放送されるときの国際タイトルは『Mother』]10月の放送初回から最終回まで高視聴率(占拠率25%と視聴率1位を記録)を獲得し、 トルコ中が涙したメガヒットとなった。 放送日のトルコ中のSNSはこのドラマの話題で持ちきりだったというデータもある。 さらに、 6月の最終回の予告動画の再生回数はなんと1000万回を超えたそうだ(公式YouTubeでのPRスポット)。

トルコ版Motherはトルコでのメガヒットを受けて、 世界12か国以上でも放送が決定している。トルコ版Motherに出演するのは現地で人気の女優・Cansu Dere(ジャーンス・デレ)、 Vahide Perçin(ヴァーヒデ・パーキン)、 そして 人気子役のBeren Gökyildiz(ベラン・ギョキルデ)だ。 トルコ用に複雑にアレンジされた衝撃的なサイドストーリーも追加されている。

同じくドラマ大国である韓国では、 『Mother』がイ・ボヨンLee Bo Young主演で 2018年1月放送予定でリメイクが決まっている。 こちらはトルコよりも前にフォーマットセールスが成立しており、 脚本作成に約5年をかけて取り組んだ力作になっていて放送が待ち望まれている。 現代社会においてたくましく生きる女性達のストーリーを描く日本テレビのドラマは世界中を魅了している。

松雪泰子 主演 日テレドラマ『Mother』

【次屋尚プロデューサーからのコメント】

「テレビドラマシリーズの最大の輸出国の一つであるトルコからアプローチを受けた時は大変驚きましたが、 同時に大変光栄に思いました。 『Mother』は、 全ての女性が普遍的に持ち合わす母性をテーマにしたオリジナルドラマです。 7年前の日本の作品が、 トルコ版Motherとして、 トルコや世界の視聴者の方の心に響く作品になり、 この受賞につながったと思います。 大変うれしく思っています。 また、 これに続く『Woman』も放送が開始され視聴率がとてもよいと聞いています。 」

松雪泰子 主演 日テレドラマ『Mother』

【トルコの大手制作会社 MF YAPIM Faruk Bayhan社長(ファールク・バイハン)、 MEDYAPIM Fatih Aksoy社長(ファティー・アクソイ)からのコメント】

「Motherは大変素晴らしいテレビドラマであり、 このドラマがたくさんの方に見られたということは現代社会が抱える様々な問題への意識向上、 啓蒙にもつながったことだと思います。 トルコが日本のドラマフォーマットをリメイクするのは初めてのことで、 日本での成功にならって、 トルコでも話題になることを目指したので大変満足しています。 日本テレビとの協力体制も、 今後も続くことを願います」
「日本の『Mother』よりも話数を多く、 33話のストーリーを作りました。 オリジナルのストーリーが素晴らしいのでそのテーマに沿って、 なおかつトルコの視聴者に満足していただけるようにリメイクしました。 いままでトルコでは見たことがなかったドラマを作ることができたので、 トルコでは珍しいことなのですが最初から最後まで高い視聴率を安定して獲得することができました。 トルコと日本は文化の違いはもちろんありますが、 同時に、 現代社会が抱える問題、 さらにはドラマで描かれている価値観は世界で共通していますので、 オリジナルのドラマのシチュエーションなどはそのままに描きました。 次屋プロデューサーが「まずは日本の視聴者のことを考えてドラマを制作します」とおっしゃっていましたが私も同じでまずはトルコの視聴者のことを考えて制作します。 しかし、 その前に心がけているのは自分が好きなドラマしか作らないという信条です。 私がそのようなドラマをプロデュースし、 それがトルコで成功し、 さらには世界中でも成功させるという戦略をとっています。 トルコ版Motherも現在12か国以上に売れていますが、 さらにもう50か国と交渉中です。 世界中の視聴者にこの素晴らしいストーリーを見ていただきたいと考えています。 」
[12か国以上の一例:メキシコ、 チリなどの南米諸国、 クロアチア、 セルビアなどの東ヨーロッパ諸国、 インドネシアなど]

松雪泰子 主演 日テレドラマ『Mother』

【日本テレビ海外ビジネス推進室 畑山 篤室長からのコメント】

日本テレビが誇る名作『Mother』がドラマ大国のトルコでリメイクされ、 世界中でも楽しまれる日が来ました。 弊社はここ数年海外ビジネスを会社の大きな柱の一つとするべく積極的に取り組んでまいりましたのでこの上ない喜びを感じています。 この取引により、 日本テレビとしては初めてドラマのフォーマット販売で印税収入を獲得することができました。 そしてトルコでのヒットがきっかけとなり、 弊社がIP(知的所有権/著作権)を持つ多くの質の高いドラマに世界中から注目が集まっています。 この機会に海外ビジネスを一層確実なものとするべく、 海外事業部のみならず日本テレビ一同で力を合わせて取り組んでまいります。


松雪泰子 主演 日テレドラマ『Mother』

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【東京ドラマアウォード】
・日時:2017年10月26日(木)
・場所:東京プリンスホテル
タイトル:国際ドラマフェスティバルinTOKYOのメインイベント「東京ドラマアウォード」海外作品特別賞表彰
http://j-ba.or.jp/drafes/whats/index01.html

◎情報提供:日本テレビ放送網株式会社

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