日本のみならず世界各国で活躍中の人気コスプレイヤー・五木あきらが、 CS局エンタメ~テレ☆シネドラバラエティにて、 10月27日(土)に放送されるオムニバスホラードラマの1編「戦慄女子 キャンプ女編」にドラマ初出演することが明らかになった。 初の演技にして初主演を務めた。
五木あきらは、本作にて、キャンプ場に訪れた4人の若者たちの前に姿を現し、 不思議な現象を巻き起こす謎のヒロイン・ラビを演じている。
これまで演技の仕事のオファーはあったが、 全て断っていたという五木あきら。 本作への出演の決め手は、 “ホラーが大好き”だから。 「ホラーは非日常の世界を楽しめます。 殺人鬼や幽霊に追われて、 キャーキャー言うのって、 普通の生活ではあまりないですよね?なので、 やってみたいなと思いました」と、心境を明かした。
しかし、 実際に与えられた役は、 怖がる側ではなく、 どちらかと言うと怖がらせる側。 「五木さんはコスプレイヤーなので、 コスプレ要素のあるキャラクターを演じて欲しかった」という藤田真一監督の意向で、 ラビは五木あきらのために用意されたキャラクターだった。
そんなラビを演じてみての感想を聞くと、 「表情や仕草だけで、 ラビのミステリアスな雰囲気を出すのが、 難しかったです。 他の役者さんたちの演技の迫力に気圧されて、 一気に緊張感が高まりました。 これは頑張らないといけないと思いました」という答えが返ってきた。 緊張する一方で、 「役者さんたちは、 本番スタートの声がかかると、 声も表情もコロっと変ります。 それがとてもかっこ良かったです。 演技が出来るのってすごいですよね。 私もそうなれるように、 もっともっとお芝居の勉強しようと思いました」と、 大きな刺激も受けた様子。
さらに、「今、 コスプレイヤーに求められていることは、 キャラクターを再現することだけですが、 見た目だけでなく、 中身を含めてキャラクターに成り切ることが、 次のステップだと思います。 私はコスプレして人前に出る時、 そのキャラクターがどのような動きをするのかを考えますが、 まだ“らしくしている”程度でしかありません。 演技が出来ればキャラクターに入り込んで、 その結果、 ファンの人たちをもっと魅了することが出来るはずです」と語り、 演技がコスプレに良い影響を及ぼすという考えに至ったようだ。
「コスプレイヤーが、 2.5次元の舞台やドラマに出られるようになるといいですね。 2.5次元は演技が出来る役者さんが出演されていますが、 役者のみなさんも見た目はキャラクターに似せていて、 コスプレに近い部分もあると思います。 私たちコスプレイヤーが、 きちんと演技を勉強して、 キャラクターをきちんと演じられるようになれば、 別のフィールドでも活躍が出来て、 幅が広がりますよね」とコスプレ界のことにも話は及んだ。 もしかしたら「戦慄女子 キャンプ女編」への出演が、 五木あきらにとってのターニングポイントとなり、 そして、 それがコスプレ界を変えて行くことになるのかもしれない。
【五木あきら プロフィール】
様々な公式コスプレイヤーとしての活動やイベント出演、 雑誌や商品のモデル、 商品デザイン監修などコスプレイヤー(表現者)としての視点を活かし活動範囲を広げている。 コスプレイヤーとしてTVにも出演。 また、 世界10ヶ国以上で大規模イベントにゲスト招致される。
【ドラマ「戦慄女子 キャンプ女編」作品概要】
友達3人ととあるキャンプ場へやってきたナナ。 そこにラビという風変わりな女が現れてから、 不可解な出来事が起こり始める。 ナナはまだ知らなかった。 ここが曰く付きのキャンプ場であることを・・・。
■出演:
五木あきら、 萬歳光恵、 安田ゆう、 土居健蔵、 夏野香波
■監督:
藤田真一(映画「W~二つの顔を持つ女たち~」「戦慄女子 トル女編」)
■放送スケジュール:
2018年10月27日(土) 午後10:30~11:00
※メ~テレ地上波での放送予定はありません。
<公式サイト>
http://www.entermeitele.com/horror/senritsu_joshi.html
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