女優・前田敦子(まえだ あつこ)が主演を務める、短編映画『サポステ』が、いよいよ本日2017年2月9日16:00に一般公開される。本作は、厚生労働省が若年無業者等の支援を行っている地域若者サポートステーション(愛称:「サポステ」)の広報活動の一環として制作された作品で、公式ホームページにて公開。
本作は、監督にカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した、世界的映画監督である河瀬直美が監督を務め、「もらとりあむタマ子」で主演した女優・前田敦子が主演を務める。前田敦子が演じる地域若者サポートステーション(愛称:サポステ)の新米スタッフ前島いつき(前田敦子)の休日を描いた作品となっています。物語は、前島いつき(前田敦子)が、とある休日に一人の若者(井之脇海)を見かける場面から始まる。彼は一度、サポステに相談に来たことのある若者で、彼がいつきに対して心を開いていく様子が描かれている。
公式ホームページでは、本作のほか、前田敦子&河瀬監督の特別インタビューの動画も公開。前田敦子が演じるいつき役も25歳ということで、「リハーサルから役に入ることができ、いつき役になりきれました。もっと撮影がしたかったです。」と笑顔で語っている。また、河瀬監督は、現実味をどのように映し出すか、冬の撮影の中で光をどう映し出すかにこだわり、「悩んでいる彼がふと見上げる空に光が一筋あるとか、路地を曲がれば何かそこに日だまりがあるという世界を作りたいと思っていた。」と語っている。
前田敦子は、河瀬監督の世界観が以前から大好きで、河瀬作品に参加できることをずっと楽しみにしていたので、噛みしめながら撮影に挑んだとのこと。
【短編映画『サポステ』概要】
<ストーリー>
地域若者サポートステーション。通称サポステは、働くことに踏み出せない若者と向き合い、社会との橋渡しを行う支援施設だ。そんなサポステで新米相談員として働く前島いつき(前田敦子)は、とある休日に一人の若者(井之脇海)を見かける。彼は一度、サポステに相談に来たことのある若者だった。いつきは、若者に対して何を語るのか。そして若者は、いつきに対して心を開くことができるのか。
<スタッフ>
監督:河瀬直美/脚本:山田英治/音楽:空気公団/撮影:百々 新/照明:太田康裕/スタイリスト:小林美和子/ヘアメイク:小西神士
<キャスト>
前島いつき:前田敦子/岸田ゆうじ:井之脇海
▼短編映画『サポステ』Official Website
http://saposute.mhlw.go.jp
【「地域若者サポートステーション」について】
地域若者サポートステーション(愛称:「サポステ」)は、働くことに悩みを抱えている15歳~39歳までの若者に対し、キャリアコンサルタントなどによる専門的な相談、コミュニケーション訓練などによるステップアップ、協力企業への就労体験などにより、就労に向けた支援を行っている施設。サポステは、厚生労働省が委託した若者支援の実績やノウハウがあるNPO法人、株式会社などが実施しており、
全国に160箇所設置されている。
◎情報提供:厚生労働省