BiSH、6度目のTIF出場！型破りなアイドルを魅せる【TIF2020】＜写真21枚＞

2020年10月4日（日）『TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン2020(TIF) 』のSMILE GARDENにて、WACKに所属する今一番名実ともに勢いのあるグループ、今年で6回目の出場、BiSH（ビッシュ）。

出演ステージ前が後輩チームに当たるBiSのライブを野外ステージ横の関係者エリアから見ながら盛り上がり、最後の曲の『thousand crickets』では名物の無限スクワットを一緒にやるなどして、取材陣の真横でギリギリまでライブを楽しんでいた。

衣装は、新曲『LETTERS』の衣装で登場。

左より、アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・D 、モモコグミカンパニー BiSH／TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020にて／撮影：ACTRESS PRESS編集部（2020年10月）

左より、アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・D 、モモコグミカンパニー

一曲目は、『DA DANCE!!』を披露。
こちらの曲は、去年のTIFでも披露しているが今回はトップバッター曲だ。モモコグミカンパニーの煽りで勢いよくスタートし、曲中のリンリンのソロダンスも印象的であった。

BiSH／TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020にて／撮影：ACTRESS PRESS編集部（2020年10月）

二曲目は、PARADISESの『YEAH!!』をカバー。
アユニのマイクパフォーマンスから始まり、一曲目の熱が冷める前に熱いパフォーマンスを魅せた。終始コミカルな動きで、間奏はさらにBiSHなりのコミカルさを見せた、とても面白いパフォーマンスだった。
　

BiSH／TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020にて／撮影：ACTRESS PRESS編集部（2020年10月）

三曲目は、『I am me.』を披露した。
この曲のMVには女優・モデルである田中真琴が、BiSHの代表曲「プロミスザスター」以来2年ぶりに出演しており、作中には、BiSHメンバーが“もしBiSHでなかったら”というパラレルワールドを描き、田中はBiSHの衣装を着用しBiSHとダンスを披露して話題になった。初夏を感じさせるようなさっぱりとした曲調で、秋が始まろうとしているが、夏を呼び起こされた。特にサビはみんなが真似しやすいダンスで、思わず体が動いてしまうものだ。加えて、アイナ・ジ・エンドやアユニ・Dの特徴的な声で魅せる煽りは、心をより一層ワクワクさせる。

BiSH／TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020にて／撮影：ACTRESS PRESS編集部（2020年10月）

四曲目は、結成当時平均年齢十六歳のルーキーチーム、WAggの『WAggの素晴らしき世界』をカバー。
ステージも中盤に差し掛かったが、まだまだ走り続けるような疾走感を強く感じるものであった。アイナのTwitterでは、ライブ後、Twitterにて「フレッシュすぎて心配&緊張やったんやけど本番やってみたらめっちゃ楽しかった〜！🤣」と感想を述べていた。

五曲目は、『アイデンティティ』だ。
とてもメッセージ性の強い曲で、特に落ちサビ後のセントチヒロ・チッチの「クソみたいな世界、素手でなんとか壊してみたい」という少し暴力的かつ直接的な言葉は心を強く締め付けられた。

BiSH／TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020にて／撮影：ACTRESS PRESS編集部（2020年10月）

六曲目は、アイナの力強い歌声から始まる『MONSTERS』を披露。
アイナの最初の歌の直後、全員で「モンスター」と叫ぶシーンでは、リンリンのお馴染みのシャウトに加えて、珍しくアイナのグロウルが見られた。サビの主旋律アイナとハモリのセントチヒロ・チッチの歌声が生歌と思えないほど見事にマッチしていた。加えて、アユニの煽りが強く胸に刺さり、圧巻のステージであった。

ラストは、BiSHの定番曲『BiSH-星が瞬く夜に-』。
ステージ上は、無観客とは思えないほどの盛り上がりでメンバー全員が非常に楽しそうであった。
後輩チームのBiSもライブを楽しみ、関係者エリアにて四人一列で一緒に踊っていた。
間奏のヘドバンシーンはBiSHのカッコよさを際立たせ、ラストが惜しくなるほどの最高のステージを披露した。
各メンバーの個性が強く伝わるような自由だが一体感があるライブで、曲中に何度かあるメンバー同士の掛け合いがとても楽しく感じた。