『美少女歌祭2021』初代グランプリはTechuさんの手に「夢はラブソングを全国に届けること！」 PORIN（Awesome City Club）がゲスト審査委員で参加。【Reporter：柳川詞音】

次世代の女性シンガーを発掘するオーディション『美少女歌祭2021』の最終審査が2021年12月12日、都内で開催され、応募総数2,154名の中から選ばれた10名のファイナリストが審査員の目の前で歌声を披露。
Techu（てちゅ・25歳）が初代グランプリに輝いた。

【美少女歌祭とは】
二階堂ふみ、黒島結菜、馬場ふみか、桜井日奈子など多数の女優を輩出した、地方発の全国的フリーペーパー「美少女図鑑」が、エイベックスクリエイティブファクトリー株式会社と共同開催する”次世代美少女シンガー”発掘プロジェクト。

当日の模様はミクチャでも生配信され、MCは岐阜美少女図鑑出身のタレント・ドーキンズ英里奈が務めた。

ドーキンズ英里奈の弾んだ声によって、ファイナリストの緊張感で包まれた会場が和んでいた。

【最終審査】

＜アーティスト名・年齢・歌唱曲＞

『美少女歌祭2021』ファイナリスト10名

▼エントリーNo.1

柚葉

柚葉（21歳）「KissHug」

▼エントリーNo.2

こじまさおり

こじまさおり（21歳）「シンデレラボーイ」

▼エントリーNo.3

さがん

さがん（27歳）「星屑ビーナス」

▼エントリーNo.4

愛乃

愛乃（18歳）「みんな空の下」

▼エントリーNo.5

Hazuki

Hazuki（21歳）「Kiss」

▼エントリーNo.6

みにちゃ

みにちゃ（18歳）「アイノカタチ」

▼エントリーNo.7

Techu

Techu（25歳）「点描の唄」

▼エントリーNo.8

奏

奏（22歳）「優しい彗星」

▼エントリーNo.9

美優

美優（19歳）「笑えよ乙女」

▼エントリーNo.10

花奈

花奈（23歳）「僕が死のうと思ったのは」

【審査員コメント】

菊池一仁

菊池一仁

浜崎あゆみやV6、倖田來未をはじめとした数多くのアーティストへの楽曲提供などで知られる菊池一仁は、「皆さんの歌を聴くと、もうすでに自己プロデュースができているなと思いました。僕はさらにそれを磨けるような楽曲を作って後押ししたいです。これからも頑張ってください」と彼女たちの夢に寄り添う言葉をかけた。

【ゲスト審査員】

PORIN（Awesome City Club・ボーカル）

PORIN（Awesome City Club・ボーカル）

「皆さんの姿を見て、路上ライブをしていた頃の自分を思い出しました。きっと今は才能が見つけられやすい世の中だと思うので、この先も一緒に音楽シーンを盛り上げていきましょう」と、ファイナリストのみなさんに温かく語りかけた。

うじたまい（マルチクリエイター）

うじたまい（マルチクリエイター）

TikTokでの活動だけでなく、「Hey! Say! JUMP」「ザ・コインロッカーズ」などにも楽曲提供をする、マルチクリエーター

うじたまい（マルチクリエイター）

「素敵な機会に立ち会えて、私自身勉強になりました。いつか同じステージに皆さんと立ちたいです」と刺激を受けていた。

【授賞式】

初代グランプリに輝いたのは、Techu（てちゅ・25歳）。

PORIN(左)からトロフィーを受け取るTechu(右)

グランプリに贈られたのはトロフィーとティアラ。歌声だけでなく、その輝きでも会場を魅了した。

Techu

エイベックスのバックアップで、デビューに向けて歩み始める

「たくさんの方に支えてもらってここまで来ることができました。ここがゴールではありません。これからもシンガーとして大きな舞台に立つために頑張ります」と涙ぐみながら語った。夢を追いかけ続ける彼女の強い想いを感じた。
Techuには、大手レコードメーカー・エイベックスからの楽曲リリースがグランプリの特典として贈られる。

審査員特別賞を受賞したのは、みにちゃ(18)。
MISIAの「アイノカタチ」を歌い上げ、その力強い歌唱力で審査員を圧倒していた。歌っている姿は、18歳とは思えないほど大人びていた。
みにちゃは「頑張ってきた歌を褒めてくださったこと、すごく嬉しいです」と、歌っている時とは対照的に、無邪気な笑顔で喜びを伝えた。

前列左から：みにちゃ、Techu

左から：株式会社美学生図鑑代表取締役・中村孔亮、Techu、PORIN

【information】

『美少女歌祭』特設ページ：
https://utamatsuri.bishoujo-zukan.jp/
公式サイト：
http://bishoujo-zukan.jp/
公式Twitter：
https://twitter.com/bishoujozukan

【取材感想】

今回の取材では、特に皆さんの力強い姿が印象的でした。豪華な審査員の方たちがいるにも関わらず、緊張している様子が全く感じられませんでした。むしろステージ上の皆さんはとても力強い立ち姿でした。自分自身の魅力や個性を理解しており、それが充分に伝わってきました。また、それぞれの歌への想いが表情や声のトーンに込められていて、まるで彼女たちの物語をみているようでした。
自分の夢のために本気で立ち向かっている姿を見て、私自身も挑戦し続けようと刺激をもらいました。そして、音楽に携わっている皆さんが”音楽シーン”を盛り上げているからこそ、私たちの日常が彩られているんだと実感しました。

–

柳川詞音

◎ACTRESS PRESS編集部
・取材・文：柳川詞音（早稲田大学）
・コーディネート：Scketto：https://twitter.com/scketto1

Scketto（スケット）は、アナウンサー・マスコミ・エンタメ業界に就職を目指す大学生が記者・リポーターで参加するプロジェクト。アクトレスプレス編集部にて20219年9月より連載スタートして記者会見、イベント取材、カフェリポートなど2021年度だけでも100本以上の記事連載中。
https://actresspress.com/category/report/