『2023 MAMA AWARDS』LE SSERAFIM、(G)I-DLEのステージに東京ドームが熱狂。 【Reporter：大橋礼実】

11月28日と29日の2日間、『2023 MAMA AWARDS』が東京ドームで初開催され、現地に赴いた8万人の観客はもちろん、生配信を視聴した全世界200余りの地域の音楽ファンが豪華なパフォーマンスを楽しんだ。

『2023 MAMA AWARDS』は、K-POPアーティストとファンが音楽で国境や人種、世代を超えて一つになったことを証明した。今年のテーマは「ONE I BORN」で、無限の可能性を持つ1人1人が集まり、音楽の力で完璧な一つになるという意味が込められている。
昨年に続き、ホストはチョン・ソミとパク・ボゴムが担当し、スムーズな進行ぶりを見せた。ステージは、K-POPをインタラクティブに楽しむことのできる構成になっており、東京ドーム内の中央制御システムで調整されるペンライトの使用で、会場全体に一体感が生まれた。
今年度のMAMA AWARDSは、全世界200余りの地域に生中継され、X（旧Twitter）リアルタイムトレンドに計30ヶ国186ヶ所でランクインするなど、大きな関心を集めた。

今年の『Worldwide Icon of the Year』はBTSが受賞し、8年連続「MAMA AWARDS」の大賞トロフィー獲得となった。『Album of the Year』は、SEVENTEENが10枚目のミニアルバム「FML」で受賞した。『Artist of the Year』と『Song of the Year』は、NewJeansが受賞した。

今回は、LE SSERAFIM、(G)I-DLEの２組を注目。

【LE SSERAFIM】

レッドカーペットには、オールホワイトのドレスで登場。

コラボステージにぴったりなアリエルのような赤髪で登場したユンジンは、「今年は、初のツアーをしました。多くの皆さんにお会いして、忘れられない思い出になりました」とコメント。
LE SSERAFIMとしてデビュー後は初めての茶髪ロングヘアを披露したチェウォンは、「あなたは私の仲間になれ！」とカメラ目線で可愛らしく合言葉を唱えた。

LE SSERAFIMは、「Favorite Dance Performance Female Group」を受賞した。
ユンジンが英語でコメント後、観客に投げキスをすると、会場が大いに盛り上がった。

パフォーマンスステージには、黒とメタリックの衣装で登場し、「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife (Hip hop remix ver.)」を披露した。チェウォン、ユンジン、サクラはソロ、カズハとウンチェは2人でMAMA限定の特別なダンスパフォーマンスを繰り広げ、観客を魅了した。
ストリートダンスコンセプトのステージは、炎の演出やアクロバティックな振付もあり、華やかで強烈な印象を残した。

【(G)I-DLE】

レッドカーペットには、オールブラックの衣装で登場。

ソヨンは「今年は昨年よりさらに(G)I-DLEらしいステージを用意したので、ぜひ見てください」とコメントした。昨年のソヨンのラップパフォーマンスは圧巻だった。
また、グループの活動について、「次のアルバムを今準備している」と来年予定のカムバックに言及した。

(G)I-DLEは、「Favorite Global Performer Female Group」を受賞した。
ソヨンとウギが韓国語でコメントし、最後にウギが日本語で「ありがとうございます〜」と言うと、会場が沸いた。

パフォーマンスステージには、シルバーの衣装で登場し、「Queencard」を披露した。
客席にマイクを向けて4万人の観客とサビを合唱したり、スマホでの撮影をOKにして観客と集合写真を撮ったりと、今年のMAMAのテーマに合ったインタラクティブなパフォーマンスだった。
唯一無二のオーラを放つ(G)I-DLEのステージには、ピンクの衣装のダンサーも大量に登場し、大きなインパクトを残した。

CS放送 「Mnet」 放送情報 / 動画配信サービス 「Mnet Smart+」 配信情報
「2023 MAMA AWARDS」
12月30日（土）31日（日）20:00～レッドカーペット、22:00～授賞式を字幕版放送・配信予定！

＜出演グループ紹介＞
https://actresspress.com/mamaawards20231106/

【感想】

–
◎ACTRESS PRESS編集部
◆文：大橋礼実（慶応義塾大学）
◆コーディネート：Scketto
◆リポート連載記事：https://actresspress.com/category/report/