2022年11月8日、ニッショーホールにて『2023ミス・インターナショナル日本代表選出大会』が行われた。
『ミス・インターナショナルは』、世界3大ミスコンテストの一つ。『ミス・インターナショナル』の活動目標は「CHEER ALL WOMEN〜すべての女性たちを応援する〜」。外見の美しさを競うだけではなく、美の親善大使たちが国際交流や社会貢献活動を行うことを目的としている。
日本代表のグランプリ1名と準グランプリ4名の計5名は、これから『ミス・インターナショナル』日本代表として1年間の活動が始まる。
リポート2本目は準グランプリ受賞者・特別賞受賞者を中心に特集する。
【準グランプリ】
2位:池田実央(いけだ みお)
東京都出身・25歳・167 cm・音楽講師・演奏家
東京音楽大学を卒業。音楽講師・演奏家としてウィーンでの平和の祭典やボランティアで演奏を行う。
シルバーに輝く黒のAラインドレスで登場。ノースリーブが腕の長さを際立たせており上品な印象だ。
Final 8に選ばれた際のスピーチ(和訳)
「私は出生児心肺停止の状態で生まれ、奇跡的に命をいただきました。辛い思いの時に両親から聞き、誰かのために生きたいと思うようになりました。美しい音楽が世界中の人の心に響き渡るように、平和を願う多くの人が集まれば、大きな力になると信じています。不安の多い世の中だからこそ、生かされていることに感謝し、『人生は尊く、人生は素晴らしい』ということを伝えていきます。」
3位:阿久根菫(あくね すみれ)
兵庫県出身・22歳・169 cm・エスティシャン
趣味は宝塚歌劇団。学生時代にタカラジェンヌに憧れるも、専門学校に通ったのちエステティシャンとして活動。
胸元の大きな飾りと美しく揺れ動くチュールスカートが印象的。艶やかで透明感のある肌が一層際立っている。
Final 8に選ばれた際のスピーチ(和訳)
「『人はあなたが言ったこともしたことも忘れます。でも、感じさせたことは忘れない。』これはマヤ・アンジェロウの言葉です。エステティシャンとしてお客さまにホームケアの指導をしても、忘れてしまって実践していただけないことがありました。経験を重ね、一人ひとりに合った伝え方ができるようになり、実践してくださる方が増えました。『感じさせることができた』からです。1日の大切さは世界中の誰もが平等に同じです。誰かの1日を大切にできる行動をしたいです。」
4位:宮丸久実(みやまる くみ)
大阪府出身・23歳・169 cm・モデル
関西学院大学卒業。大学3年で2020ミス・ジャパンのグランプリを勝ち取る。現在はスタジアムプロモーション所属のモデルとして活躍。大胆な深いスリットが入った純白のマーメイドドレスで登場。肩周りのフェザーと長く艶やかな髪がゴージャスな印象。
Final 8に選ばれた際のスピーチ(和訳)
「『知ること』が私の意識を変えました。2025大阪万博に向けた学生万博で司会進行を務めた際に、世界にあふれた課題を知りました。『知ること』の大切さを知り、意識と行動が変わりました。このメッセージを伝えるためにこの舞台に立っています。まずは自らが知ることに尽力し、学んだことを自分の言葉でお伝えし、皆様と共に意識・行動を変える一歩を踏み出せるよう邁進します。」
5位:後藤万梨花(ごとう まりか)
大阪府出身・24歳・165 cm
同志社大学卒業。フランス留学を経験。現在は会社員。
女性が自信を持って輝ける世界を目指し、ファッションサービスを作っている会社で働く。
金のスパンコールが煌びやかなマーメイドドレスで登場。アップのヘアスタイルがデコルテラインをより美しく魅せている。
Final 8に選ばれた際のスピーチ(和訳)
「私の名前は、『梨の木に一万の花を咲かせる』という意味が込められています。この舞台で花を咲かせられたのは24年間諦めない心を持ち続けたからです。自分に自信がなく摂食障害になったこともありますが、自分を変えるためにたくさんの挑戦と失敗を繰り返しました。梨の花言葉は『愛情』です。困難な状況にいる人たちに、諦めなければいつか絶対に花が咲くことを、何百万の愛情を持って伝えたいです。」
準グランプリ4名と審査員との記念撮影
【特別賞】
4つの特別賞の受賞者が32名のファイナリストの中から選出された。
「ミス・webジェニック賞」越後千紘(えちご ちひろ)
26歳・162 cm・アーティスト
LINE LIVE配信で最も多い視聴者数を獲得した人に贈られた
「ミス・ハッピースマイル賞」小栗有賀(おぐり ゆか)
26歳・158 cm・会社員/プロチアダンサー/バレエ講師
明るく輝く笑顔を持つ人に贈られた
「ミス・ビューティースキン賞」阿久根菫(あくね すみれ)
22歳・169 cm・エステティシャン
最も艶やかで透明感のある肌を持つ人に贈られた
「ミス・パーフェクトボディ賞」徳山愛乃(とくやま あいの)
19歳・166 cm・大学生
最も健康的なボディを持つ人に贈られた
【2022 ミス・インターナショナル】
昨年受賞者『2022ミス・インターナショナル日本代表』と2022準ミスの計5名が登壇し、この1年間の活動報告をした。
『2022ミス・インターナショナル日本代表』松尾綺子が代表してスピーチ。
5人揃っての活動はこの日をもって終了。感極まりながらも、堂々と活動報告を行った。
大会前日に小学校で道徳の講義をおこなったという松尾。自身が受けたいじめの経験をもとに講演を行うことが夢だったそう。「良い出会いがあるたびに、愛に溢れた平和な気持ちになる。これが世界平和への第一歩になるはずだと信じています。」と話した。
松尾綺子は審査員・プレゼンターとしても登場。
2022年12月13日開催の『ミス・インターナショナル 2022 世界大会』に日本代表として出場する。
【MC】
左~2019ミス・インターナショナル日本代表 岡田朋峰(おかだ ともみ)が昨年に引き続きMCを担当。
【ミス・インターナショナル】
ミス・インターナショナル2023日本大会
公式サイト:https://www.miss-international.org/jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/missinternationaljapan/
記念すべき第60回を迎える『ミス・インターナショナル2022世界大会』は12月13日に東京ドームシティホールにて開催され、開催は3年ぶりで、世界約70の国の地域の代表が集結する。
ミス・インターナショナル世界大会
公式サイト:https://www.miss-international.org
チケット:https://e-ticketbook.com/miss-international-wc/2210-tb/
◎ACTRESS PRESS編集部
◆文:左~梶岡実咲(成蹊大学)、右~村田景菜(東京理科大学)
◆コーディネート:Scketto:https://www.scketto.com/
記者連載記事:https://actresspress.com/category/report/