『第54回 ミス日本コンテスト2022 東日本地区大会』ファイナリスト9名発表<全員紹介> 社会を変える輝く原石たちの3つの美に迫る! 【Reporter:岸田莉香・梅田陽菜】

「第54回ミス日本コンテスト2022」の東日本地区大会のファイナリスト。成田愛純、守田栞 等。

2021年9月14日、『第54回ミス日本コンテスト2022』東日本地区大会が行われました。

「第54回ミス日本コンテスト2022」の東日本地区大会のファイナリスト。成田愛純、守田栞 等。

東日本地区大会の出場者は23名。
皆さんそれぞれ唯一無二の魅力を兼ね備えており、気品に満ち溢れています。
緊張した面持ちを見せながらも、ステージ上では堂々とした姿で会場全体を魅了しました。

「第54回ミス日本コンテスト2022」の東日本地区大会のファイナリスト。成田愛純、守田栞 等。

自己紹介&洋服による審査、そして前回大会から起用されたスポーツウェア審査&審査員からの質疑応答を経て、当初予定されていた7名よりも多い9名がファイナリストとして選出され、1月に行われる最終審査への切符を掴みました。

<ファイナリスト発表 9名>

飯島由佳、河野瑞夏、佐藤梨紗子、土屋佳蓮、成田愛純 「第54回ミス日本コンテスト2022」の東日本地区大会のファイナリスト。

左より、飯島由佳、河野瑞夏、佐藤梨紗子、土屋佳蓮、成田愛純

成田愛純、横山莉奈、属安紀奈、山本紗也、守田栞「第54回ミス日本コンテスト2022」の東日本地区大会のファイナリスト。

左より、成田愛純、横山莉奈、属安紀奈、山本紗也、守田栞

【成田愛純】

成田愛純(なりた あすみ)

成田愛純(なりた あすみ)

成田愛純(なりた あすみ)

成田愛純(なりた あすみ)

成田愛純(なりた あすみ)
19歳・モデル・170㎝

◆自己紹介
元『Seventeen』モデル、さらには劇場版『仮面ライダーゼロワン』(シェスタ役)への出演といった経歴を持つ成田は、幼いころからコンプレックスだったという痩せた体型を逆に活かして、芸能界で活躍中。
将来の夢は、「日本の代表的なモデルや女優になること」で、「これからも一表現者として日本の素晴らしい代表的な文化や伝統を世界中の人々に伝えていけたらいいなと思っております」と語りました。

成田愛純(なりた あすみ)

◆質疑応答
質疑応答の場面では、大会委員長の和田あいより「エア書道を行い、なんという字を書いたか教えてください」という指示が。大勢の審査員と報道陣を前にしながらも、落ち着いた振る舞いで「日本愛」と書き終えました。
実はこの質問、「もしかしたら聞かれるんじゃないかな」と思っていたそうで、練習の成果が披露できたことに安堵し、笑みを浮かべている姿が印象的でした。

【横山莉奈】

横山莉奈(よこやま りな)

横山莉奈(よこやま りな)

横山莉奈(よこやま りな)

横山莉奈(よこやま りな)

横山莉奈(よこやま りな)
22歳・東京医科歯科大学3年・168㎝

◆自己紹介
「15歳のとき、NASAのケネディ宇宙センターに行き、直接宇宙飛行士の方から『仲間を信頼し大切にする』という言葉を学び、今では私の軸となっています」と語る横山。
医学部生の彼女は昨年、ルワンダの国際ボランティアのため出国したものの、コロナで突然封鎖が始まり引き返した経験を持ちます。真っすぐな視線、抑揚や力強さのある話し方で、「ミス日本を通し様々な刺激を受けて成長し、仲間や患者さんから信頼される、そして患者さんに寄り添う医師を目指しております」と述べ、自己紹介を締めくくりました。

◆質疑応答
「オリンピックまたはパラリンピックで一番印象に残った場面・選手を教えてください」という質問に対し、横山は「パラリンピックの幅跳びのパラアスリートに関してです」と答えました。
また、その理由については、パラアスリートが足を動かす際に本来関わらないはずの脳の領域が活性化していたことをニュースで知り、努力をしながら繰り返し練習を重ねることで人体すら変えることができたことに心打たれたから、だそうです。そして、「努力は決して裏切ることはない」と、改めて感じることができたといいます。

【土屋佳蓮】

土屋佳蓮(つちや かれん)

土屋佳蓮(つちや かれん)

土屋佳蓮(つちや かれん)

土屋佳蓮(つちや かれん)

土屋佳蓮(つちや かれん)
21歳・青山学院大学3年・167㎝

◆自己紹介
エントリーナンバーと名前を述べた後、土屋が行ったのは、黙って胸に手を当て、心をノックするような仕草でした。そして「固定観念にとらわれず、心の目で物事を見る大切さを忘れないよう、私はよくこうして胸をノックします」と語り、審査員の興味を一気に引き付けます。イスラム女性との出会いがきっかけで「マジョリティーの意見に流されるのではなく、自分の意思で判断することが当たり前の社会にしたい」と感じるようになり、今は、「まず私自身が多様性を理解しなければ」という考えの下、様々な活動に励んでいるそうです。

◆質疑応答
特技が「創作ダンス」ということでその披露を求められた土屋。
靴を脱ぎ、ステージ中央に移動して行ったのは、体全体を使った激しいダンスでした。ダンスを終えると、「今表現したのは私の今朝の緊張です」と一言。審査員も思わず笑ってしまうほど、会場全体を温かい雰囲気で包み込みました。

【属安紀奈】

属安紀奈(さっか あきな)

属安紀奈(さっか あきな)

属安紀奈(さっか あきな)

属安紀奈(さっか あきな)

属安紀奈(さっか あきな)
22歳・大妻女子大学4年、モデル・168㎝

◆自己紹介
大学に通いながらモデルとしても活躍されている属は、山口県出身。
ミス日本大会に挑戦した2年前、地元の方々にたくさんの嬉しい言葉をかけてもらった経験から、「私の活動を通して誰かを励ますことが出来たらいいな」と思うようになったそうです。
ちなみにこの日はいていた靴は、2年前の大会で、ウォーキング審査の練習用に購入したものなんだとか。「2年前の想いと一緒に本日この場に立っております」という言葉に決意が感じられました。

◆質疑応答
審査員より『大阪万博』にちなんで投げかけられた質問は、「皆さんがプロデューサーだとしたら、いかなる建物を大阪に建てたいか」というもの。一見難しそうなこの問いに対し、属は「使わなくなった洋服やバッグをリユースすることができるようなファッション施設を建てたい」と答えました。モデルの属らしい回答で、説得力がありました。

【佐藤梨紗子】

佐藤梨紗子(さとう りさこ)

佐藤梨紗子(さとう りさこ)

佐藤梨紗子(さとう りさこ)

佐藤梨紗子(さとう りさこ)

佐藤梨紗子(さとう りさこ)
21歳・大妻女子大学3年・161㎝

◆自己紹介
「私の強みは努力をすることです」と断言した佐藤は、最近、栄養士の資格を取得したそう。
「周りと同じ量をこなしても結果が出てこなかったために、1つ1つ習慣化することで様々なことを成し遂げてきました」と工夫したことを打ち明けました。一方、貧困問題で食が行き渡らない子供たちが大勢いることに心を痛め、自分が情報を発信することで貢献したいと、将来の夢を語りました。

◆質疑応答
「どんな女性を美しいと思いますか」という質問に対し、「常に自分が好きなことをしている女性が輝いていると思う」と話しました。ミス日本に応募するかどうか悩んでいたという佐藤。
しかし、歴代のミス日本の方々が輝いている姿を見て応募を決めたそう。「私もそうなれるように努力したい」と決意を新たにしました。

【河野瑞夏】

河野瑞夏(こうの みずか)

河野瑞夏(こうの みずか)

河野瑞夏(こうの みずか)
21歳・国際基督教大学3年・171㎝

◆自己紹介
自分に自信が持てず、過酷なダイエットをしたことで摂食障害になった過去を明かした河野。
体重を14キロ増やし自分と向き合い続けた結果、気づいたことがあるといいます。それは、「ありのままの自分を愛することの大切さ」だそうです。「全てのひとは生まれながらにして美しい、ということを伝えたい」と語り、自分と同様の辛い経験を誰一人味わってほしくないという熱い想いが感じられました。

◆質疑応答
「コロナが収束して自由になったら何をしたいか」という質問に対して、「以前住んでいたイギリスを旅行したい」と話しました。そこでやりたいことが3つあり、1つ目が中学の同級生との再会、2つ目が大好きなコンテンポラリーダンスを習いに行くこと、そして3つ目がイギリス発祥のカルチュラル・スタディーズを学ぶことだそうです。

【山本紗也】

山本紗也(やまもと さや)

山本紗也(やまもと さや)

山本紗也(やまもと さや)
25歳・経営者(花関連)・167㎝

◆自己紹介
23歳の時に自分の会社を立ち上げ、また高齢者住宅での仕事に従事してきた山本は、今では着物に夢中になり、準師範の資格を取得。『素敵な日本の文化をより多くの人に伝えていきたい』『身も心も美しく、日本の和の心を大切にしたい』と語りました。

◆質疑応答
山本へのリクエストは、「エア着付けをして、一番気を付けたところはどこか教えてほしい」というもの。
実際に着物を手に持っているかのような繊細な動きを披露し、「着物の着付けは、ただ着るのではなく着る所作から大事にしています。また、最初は座った状態から着物を着ることがポイントです」と解説していました。

【守田栞】

守田栞(もりた しおり)

守田栞(もりた しおり)

守田栞(もりた しおり)
24歳・国家公務員・170㎝

◆自己紹介
内閣府で勤務し、さらに今年度から法政大学で法律の勉強を始めた守田は、将来人の役に立ちたいという夢があるそう。社会貢献をすることで自分の夢につながるのではと思い、ミス日本に立候補。
「今までは自分に自信がありませんでしたが、努力して、今では生まれ変わっても自分になりたいと言えます」と力強く語っていました。

守田栞(もりた しおり)

◆質疑応答
「人に知られることなく、社会のために行っている奉仕活動や心がけについて教えてください」と問われると、「3Rを大事にしています」と回答。幼い頃から裁縫が大好きで、デニムをリメイクしてバッグを作っていた時期もあったそうだ。着物をリメイクして作られた衣装を身にまとった姿での守田の発言は、とても説得力がありました。

【飯島由佳】

飯島由佳(いいじま ゆか)

飯島由佳(いいじま ゆか)

飯島由佳(いいじま ゆか)
24歳・復旦大学上海医学院4年・163㎝

◆自己紹介
コロナの影響で一時帰国しているものの、普段は復旦大学にて英語で医学を学んでいる飯島は、「大学卒業後にアメリカの公衆衛生大学院への進学したい」と将来の夢を話していました。お母様の死を経験されたことから、コロナで亡くなった方の「1」の数字がどれだけ重いことか、熱く語る姿が印象的でした。

◆質疑応答
「得意の中国語で挨拶をしてみてほしい」という要望に応え、日本語で話しているときよりもリラックスした様子で流暢な中国語を披露しました。自己紹介に加え、日本に帰ってきていることで中国語が下手になっているのではと心配していること、日本では花道の勉強を始めたこと、そして今ここで中国語を話せることへの喜びを、笑顔を交えながら話していました。

【大会委員長:和田あい挨拶】

和田あい

大会関係者への感謝と新型コロナウイルスの感染対策に万全を期すことを述べたのち、コロナ禍での開催が2年目であることに言及しました。「昨年は、この暗い雰囲気を明るい力で変えようという女性が多かったように感じます。今年に関しては、こういう風に社会を変えていきたいという具体的な目標を持った女性たちが多くいるように感じております。本日は是非この23名の輝きをしっかりと見ていただき、明日への糧と、エールとしていただきたいと思います」と、大会への想いを語りました。

【ミス日本情報】

成田愛純(なりた あすみ) ミス日本表彰
9人のファイナリストたちは勉強会を経て、2022年1月24日に行われる本選に向けて準備に励みます。

『ミス日本』のコンセプトである、「内面の美・外見の美・行動の美」の3つの美を磨き上げ、さらに輝きを増した彼女たちがどのような姿で登場するのか、目が離せません。

公式サイト:
https://www.missnippon.jp/

岸田莉香(中央大学)・梅田陽菜(慶応義塾大学)ACTRESS PRESS REPORTER(アクトレスプレス・リポーター)

岸田莉香(中央大学)・梅田陽菜(慶応義塾大学)

◎ACTRESS PRESS編集部
取材・文:岸田莉香(中央大学)・梅田陽菜(慶応義塾大学)
<Sckettoリポータープロジェクト>
テレビ局、マスコミに就職を目指す女子大生が記者・リポーターで参加。
https://twitter.com/scketto1

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