2度目の挑戦で頂点へ！「ミス・ワールド2021日本大会」日本代表は星たまき（20歳）に決定！＜ミス・ワールド2021①＞【Reporter：荒川麗】

2021年10月12日、ヒューリックホール東京にて『ミス・ワールド2021 日本大会』が行われた。

ミス・ワールドは世界3大ミスコンの中で最も歴史が長く、参加国数は131ヵ国と世界最大規模のミスコンテストである。今大会には、応募総数7586名の中から全国6ヵ所で実施された予選を勝ち抜いた31名のファイナリストたちが出場した。

事前に6つの部門審査が行われ、その結果から選出されたTOP10が大会当日に発表された。
TOP10に選出されたファイナリストたちは2分間の自己PRに挑み、自身の想いを力強くアピールした。

【グランプリ】

『ミス・ワールド2021日本大会』日本代表
星たまき
20歳/175cm/東京都/早稲田大学社会科学部

3歳から高校卒業までをアメリカで過ごし、大学受験ではオハイオ州立大学の医学部にも合格していたという星たまき。しかし、日本への愛や日本人としての誇りを大切にしたいという想い、そして自分のアイデンティティを探したいと、アメリカではなく日本の早稲田大学を受験し、進学したという。

自己PRでは、「2年前に早稲田大学へ入学し、初めて食品ロスや貧困を学びました。その現実にショックを受け、食品ロスに関する絵本を出版し、収益を全額ユニセフに募金する活動を開始しました。しかし、ただの大学生では思うような結果が出せず、そんなときに出会ったのがミス・ワールドです。“Beauty With a Purpose”の理念のもと美の力を生かし、私の活動をより多くの方に知っていただきたい。そして日本代表になれたとしたら、私の活動を世界に発信していきたいです。」と力強く語った。

【タレントショー】

毎年恒例、タレント部門上位入賞者によるタレントショーが今年も行われた。
タレント部門は6つある部門審査の1つであり、歌・ダンス・楽器などの特技を競う部門だ。
事前審査によって上位入賞者に選ばれたファイナリスト達が素晴らしいパフォーマンスを披露した。

昨年、星さんはダンスで参加していたが今年は歌での参加。高い歌唱力と表現力を披露した。

【受賞シーン】

グランプリ発表の瞬間、周りのファイナリスト達が互いに笑顔で健闘を称えあう姿が非常に印象的だった。
大会終了後、グランプリ発表の瞬間について星はこのように語った。

「昨年も準ミス・ワールド2020として最後の4人に残り、今年も同じシーンで緊張しました。喜びよりも感謝の気持ちでした。私を応援してくださった方々への、感謝の気持ちだけです。」

日本代表受賞後のコメントでは、
「私は30名のファイナリストたちからいろいろと学ぶことができました。30名の“Beauty With a Purpose”のゴールを、私が日本代表として実現できるよう務めてまいりたいです。私は日本の文化や日本の人たち、日本を愛しています。日本の代表になれることは本当に光栄なことです。私の英語力を生かし、そして日本人としての誇りをもち世界で精一杯発信してまいります。」と喜びを噛みしめながら語った。

昨年度日本代表の金谷鞠杏から星たまきへ、輝くティアラが受け継がれた。

左～金谷鞠杏（ミス・ワールド2020日本代表）
ティアラとともに、歴代日本代表やファイナリスト達の想いを背負った。2021日本代表として今後どのような活躍をみせてくれるのか、楽しみである。

【囲み取材】

Ｑ）今後の意気込みや、取り組みたい活動を教えてください。
Ａ）「ファイナリスト期間中、素晴らしい女性30名と戦ってくることができました。
もちろん自分の“Beauty With a Purpose(目的のある美) ”である絵本作成を通し子供達にSDGsを教える活動を実施したいと思っています。それとともに、このミス・ワールドというプラットフォームをつかって他のファイナリスト30名の夢も一緒に実現できたらなというのが私の希望。それが出来るよう、頑張ってまいります」

Ｑ）日本のどういったところが好きですか。
Ａ）「些細な行動や、些細な思いやりなどの美しさ。そして華やかなバラよりも、散っていく桜を美しいと感じる日本の心です」

【受賞一覧】

左より
準ミス・ワールド2021：結那　神奈川県/20歳/160cm/女優
準ミス・ワールド2021：冨田キアナ　東京都/24歳/153cm/京都大学大学院
ミス・ワールド2021日本代表：星たまき　東京都/20歳/175cm/早稲田大学
準ミス・ワールド2021：武用華音　岡山県/23歳/165cm/会社勤務

【動画】
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【個別インタビュー】

大会終了後の星に、お話を伺うことができた。
2年連続での出場だったが昨年と今年ではどのように違ったのかと私が質問すると、
「昨年と今年では、挑戦に挑む心構えが違いました。初挑戦の時は、ファイナリストの活動全てが新しい経験で、まるで霧の中をひたすら走り抜ける様な気持ちで審査や大会を迎えました。ですが今年は、まるでその霧が晴れたかの様に、進むべき道がハッキリと見えていて、グランプリという頂点を目指して勝負に挑む事が出来ました。」と語ってくれた。

日本代表星たまきは、2021年12月16日にプエルトリコで行われる世界大会へ参加する。
公式サイト：https://www.missworld.com/

『ミス・ワールド2020日本大会』記事
https://actresspress.com/miss_world_japan20200924/
【感想】

お話ししてくださった彼女の姿は昨年よりも更に輝きが増し、そして日本代表として活動していく覚悟のような力強さを感じた。星たまきは2年連続でのミス・ワールドへの挑戦。
私、荒川麗も昨年は埼玉代表としてこの『ミス・ワールド2021日本大会』のステージに立っていた。

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一緒にファイナリスト期間を過ごしたたまきさんとは大会後も連絡をとり、ミス・ワールドの理念である“Beauty With a Purpose”活動の一環として歌とダンスでパフォーマンス動画を作成したこともあった。
URL: https://youtu.be/kFY9qpQYqQ0

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今回のたまきさんの日本代表受賞は私にとっても非常に嬉しく、大会後は久しぶりの再会を果たし喜びを共有した。彼女と出会って約1年が経ったが、15年間アメリカで過ごす中で身につけた抜群の英語力、SDGsや社会問題への意識の高さ、そして歌やダンスのパフォーマンス力など、非常に多才な女性であると強く感じている。
そして何よりも大きな彼女の魅力は、「温かい人柄、美しい心」である。
彼女の、周りを包み込むような優しくて大きな愛、そして凛とした強さはまさに日本代表に相応しく、今後の活躍に大きなエールを送りたい。

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◎ACTRESS PRESS編集部
・取材・文：荒川麗