銭湯娘が父を救うために麻雀で勝負に⁉「麻雀宝湯記」で主演を務めた安倍乙さんにインタビュー‼【Reporter：青木千聖・川口桃奈】

秋元康氏プロデュースの「劇団４ドル５０セント」に所属し、活動している女優・安倍乙（あべおと）さん。ドラマ、舞台だけでなくグラビア、バラエティと活躍の幅を広げている人気急上昇中のマルチタレントです！安倍乙さんにインタビューを敢行し、2月14日からXstreamで公開されるドラマ「麻雀宝湯記」に関する撮影秘話やご自身の今後などについて伺いました。

【「麻雀宝湯記」ストーリー】
難波飛龍が全国の温泉宿で闇賭場を開いている極悪雀士の集まりである如月会に囚われた！
幼い頃に飛龍に麻雀を教わった娘の真白（演：安倍乙）は、実家の銭湯を守るために、飛龍のお引きだったチー子（演：奥山かずさ）とともに如月会に戦いを挑む！

如月会の卑劣な麻雀に苦戦する真白たちが、温泉に入り体がほてることでなんと麻雀が強くなる！？

石和の出歯亀の覗きや、伊東の黒豹との脱衣麻雀対決にも負けず、真白とチー子は飛龍を助け出すことが出来るのか！？

【安倍乙：プロフィール】
十代から絶大な人気を誇る恋愛リアリティー番組「オオカミくんには騙されない」への出演をきっかけに石原さとみに似ていると話題になった安倍乙。グラビアでも活躍しながら、所属する劇団4ドル５０セントでも演技に力を入れて活動している。

【安倍乙・INTERVIEW（インタビュー）】

Q)ずばり本作の見どころはどこですか？

―「見どころは、普段の私と真白とのギャップです！」とにこやかに一言。また「これから先、チー子役の奥山かずささんとどんどん縮まっていく距離感にも注目してほしいです。」

Q)撮影秘話を教えてください。

―温泉に入るシーンの撮影では一時間以上も湯船に浸かりました。「のぼせにくいように通常時よりも温泉の温度を下げたり、こまめに（スポーツ飲料を飲んで）水分補給しました。」と満面の笑顔で答えてくださいました。

Q)今作のキーポイントとなる“温泉”ダブル主演の安倍乙さんと奥山かずささんの入浴シーンではきめ細やかな濡れ艶肌が光ります！日常から行っているスキンケアや今回の撮影のために気をつけたことはありますか？

―「もともと顔は肌荒れをしにくいタイプなのですが、疲れて来るとどうしても背中が荒れ易いんです。今回は背中が映るシーンがあるので背中のケアを重視しました。ストレスを溜めないようにしたり、生活リズムを整えたりと疲れを溜めないようにケアを徹底しました。」

Q)麻雀をメインとする本作。撮影以外で麻雀をした事はありますか？

―「知識ゼロから始めたんですが、温泉から上がった後の手捌きを力強くするために約1ヶ月スタッフさんやプロの雀士さんに教えてもらいました。」
その他、練習の様子を自分のスマホに録画したりするなど猛特訓したとのこと。

Q)もし急に家業を継ぐことになったら受け入れられますか？

―「絶対に嫌です！」と笑いながら即答。
その表情から今のお仕事がとても充実している様子が感じられた。

Q)真白と自分の共通点は？？

―「真白の抜けている部分が、共演した奥山さんに『素の乙ちゃんぽいよね！』と言っていただけました」

Q)真白は温泉に入ることでスイッチが切り替わるところが印象的でしたが、安倍さんがプライベートで気合いを入れたい時はどんな事をしますか？

― Hip-Hopが好きな安倍さんは女性ラッパーのAwich(エイウィッチ)さんのライブ映像を見ることで「同じ同性として憧れの存在で、私も頑張ろうという気持ちになります！」と音楽の力によって気合いを入れると教えてくださいました。

Q)演じる事に対して舞台と映画は違いがありますか？

― 「全然違いますね。舞台は何カットも撮り直しすることが出来なくて、本番が始まったらずっと（お客さんに）見られているので、とても緊張感があります。」と語る一方で、映像の撮影の現場では何度も同じ演技する必要があるため、「ぶっつけ本番の舞台と違って休憩中でも（前のシーンの）感情を引き継いでいないといけないので、ゆっくりと休めないという大変さも感じました。」と、舞台でデビューを飾った安倍さんらしい戸惑いも語ってくれました。

Q)女優としての今後はどのような活動をされたいですか？

―「この作品もコロナ禍で見られるオンラインの媒体じゃないですか。舞台でもオンライン公演やZoomを使った演劇が増えてきたので、今後はそれらに携われたらいいなと思います！」とコロナ禍での新しい取り組みに関心があり、「舞台の演技と映像の演技は全然違うので、もうちょっと映像の演技もやってみたいという意欲もあります！」と熱く語ってくれました。