タイ留学中・児玉瑞歩(お茶の水女子大学)が現地からリポート。『タイランドハイパーリンクス』実務研修生として、AKB48・Snow Man・アプガ(2)など現地取材で活動中。【注目女子大生シリーズ①】

児玉瑞歩(お茶の水女子大学)ACTRESS PRESS REPORTER

アクトレスプレスでリポーターとして活動する児玉瑞歩(お茶の水女子大学)が2022年8月~2023年5月まで約10か月間のタイ留学中。ジャーナリズ・マスコミュニケーション学部でメディアについて学んでいる。大学の勉強と並行して、現在、現地のウェブメディア『タイランドハイパーリンクス』実務研修生としても活動しエンタメ取材に積極的に参加している。今回は『1、エンタメ取材活動(課外活動)』『2、留学(大学活動)』『3、生活面』の3つに分けてリポートしてもらった。

【児玉瑞歩】

児玉瑞歩(お茶の水女子大学)ACTRESS PRESS REPORTER

大学2年生の夏からアクトレスプレスでは10数本の取材活動を担当。
高校時代は放送部に所属し。取材をしてアナウンス原稿を書き、自分の声で伝えるという活動を通して、「伝える」ことの難しさや楽しさを知る。「人に何かを伝える経験がしたい」、「自分がこれまであまり触れてこなかったエンタメ分野にも挑戦して視野を広げてみたい」という思いからこのプロジェクトに参加。
大学では放送研究会に所属し、アナウンスや朗読を行っている。大学2年生時(2021年12月)には『NHK杯全国大学放送コンテスト』にてアナウンス部門優勝と文部科学大臣賞を受賞。

【エンタメ取材活動】

大学の課外活動として、タイメディア『タイランドハイパーリンクス』実務研修生として取材スタッフを担当中です。タイと日本に関連することを発信したいという思いで、2022年11月から研修を始めました。『JAPAN EXPO THAILAND 2023』という日本関連イベントレポートや、タイ遠征中のアイドルへのインタビューを行っています。

『JAPAN EXPO THAILAND 2023』

今年で8周年を迎えるアジア最大級のオールジャパンイベント。3日間で延べ60万人の動員。
『JAPAN EXPO THAILAND 2023』
開催日時:2023年2月3日(金)〜5日(日)
場所:バンコク・セントラルワールド 主催:ジーユークリエイティヴ
公式HP:https://www.gyucreative.com/japanexpothailand2023
Facebook:https://www.facebook.com/japanexpothailand/

「JAPAN EXPO THAILAND 2023」プレイベント風景

2022年12月「JAPAN EXPO THAILAND 2023」プレイベント風景。
出演アーティスト一部での集合撮影。

『JAPAN EXPO THAILAND』にプレス一員として参加し、BNK48、日本からゲスト参加のAKB48、Snow Man岩本照、向井康二など様々なアイドルのライブステージリポートや囲み会見などを担当しました。

JAPAN EXPO THAILAND 2023

・「JAPAN EXPO THAILAND 2023」事前記者会見:https://www.thaich.net/news/20230118iw.htm
・「AKB48」ライブリポート:https://www.thaich.net/news/20230204sk.htm
・「BNK48」ライブリポート:https://www.thaich.net/news/20230117cd.htm
・「アップアップガールズ(2)」個別インタビュー:https://www.thaich.net/japanstars/upupgirls2_jet2023.htm
・「FES☆TIVE」個別インタビュー:https://www.thaich.net/japanstars/festive_jet2023.htm
・「READY TO KISS」 個別インタビュー(インタビューのみ担当):
https://www.thaich.net/japanstars/readytokiss_jet2023.htm
・「Snow Man」囲み会見:https://www.thaich.net/news/20230205fh.htm

「アップアップガールズ(2)」のメンバーと児玉瑞歩(お茶の水女子大学)ACTRESS PRESS REPORTER

インタビューを担当した「アップアップガールズ(2)」のメンバーと記念撮影。

<感想>

タイでは声出しの規制等が無いので、観客の皆さんが思い切り楽しんでいらっしゃるのが印象的でした。
また、タイのアイドルと日本のアイドルによるコラボステージやお互いの国の楽曲カバーなどが多々あり、国を超えて沢山の人々がアイドル文化で繋がっているのを実感しています。日本のアイドルグループはタイ語の挨拶や文字を勉強していたり、タイのグループは日本語の挨拶を勉強していたりと、お互いの歩み寄りが見られるとても素敵な空間でした。


児玉瑞歩(お茶の水女子大学)ACTRESS PRESS REPORTER in タイ

『日本アイドルのタイ遠征公演』

日本のアイドル文化はタイでも人気があり、沢山のアイドルがタイ遠征を行っているので、そのライブの様子をレポートしたりインタビューをしたりしています。

AKB48 Group CIRCLE JAM 2023

・「AKB48 Group CIRCLE JAM 2023」ライブレポート:https://www.thaich.net/news/20230207aj.htm
・「ネコプラpixx.」ライブレポート:https://www.thaich.net/news/20221128mr.htm
・「祝福!ちゅあしぃ」独占インタビュー:https://www.thaich.net/japanstars/shukufuku_chuacy.htm

<感想>

タイ現地のファンの方も、日本のファンと同じように熱心にアイドルを応援しています。タイ遠征をする日本のアイドルのために写真付きの特製トゥクトゥク(タイのタクシー)を用意する方もいるほどで、日本のアイドル文化がタイでも深く愛されているのを実感します。また、アイドルの方にインタビューをすると「タイではファンの皆さんの反応がダイレクトに返ってきて嬉しい。」という旨のコメントをいただくことが多いです。言葉が通じなくても、ライブや特典会を通してアイドルとファンが同じ時間を楽しんでいるのだと感じました。

『現地タレント・インタビュー』

タイで活躍する日本人や、日本で活躍するタイ人に個別インタビューを行っています。
あっぱれコイズミ & 児玉瑞歩(お茶の水女子大学)ACTRESS PRESS REPORTER in タイ

「あっぱれコイズミ」:https://www.thaich.net/thaistars/appare_koizumi.htm
“タイ住みます芸人”として、2015年からタイで活躍するあっぱれコイズミ(吉本興業所属)。お笑い以外に、象や猫の保護活動、タイやラオスでの教育支援、プロレスなど幅広い分野で活動。

MindaRyn(マイダリン)& 児玉瑞歩(お茶の水女子大学)ACTRESS PRESS REPORTER in タイ

「MindaRyn(マイダリン)」:https://www.thaich.net/thaistars/mindaryn_2023.htm
タイ出身のアニソンシンガー、MindaRyn(マイダリン)さん。大学生の頃にアニソンカバー動画を中心にYouTuberとしての活動をスタートし、現在の登録者数は100万人を超える。

女子プロレスラー「上福ゆき」& 児玉瑞歩(お茶の水女子大学)ACTRESS PRESS REPORTER in タイ

女子プロレスラー「上福ゆき」:https://www.thaich.net/japanstars/kamifukuyuki_2023.htm
173センチという高身長を生かして、2017年から女子プロレスラーとして活躍する上福ゆき選手(東京女子プロレス)。2023年1月28日(土)、タイのプロレス団体が主催「SETUP THAILAND PRO WRESTLING EP.11」に出場し、インタビューを行った。

【留学(大学活動)】

2022年8月からタイのタマサート大学に留学中。

タイのタマサート大学

大学の建物 中央にある八角形の部分は鉛筆がモチーフ。教育や知恵を表している。

左~図書館:試験が近づくと沢山の生徒が図書館を利用する 右~授業棟の一部:この建物で授業を受けることもある

左~図書館:試験が近づくと沢山の生徒が図書館を利用する
右~授業棟の一部:この建物で授業を受けることもある

留学先では、ジャーナリズムとマスコミュニケーションの学部に所属し、メディアの基礎やコミュニケーションについて英語で勉強しています。70人ほどのクラスで留学生が私一人、もしくは二人程度と留学生のほとんどいない学部なので、現地学生と交流する機会が多くて毎日とても刺激的です。グループワークなども多く、自然と仲良くなることが出来ます。また、大学が留学生に対して現地学生のバディを設定してくれるのでとても心強いです。

バディとのショートトリップで作った象の置物 & キャンパス内を移動するミズオオトカゲ

左~バディとのショートトリップで作った象の置物
バディと一緒にタイの自然文化を体験するショートトリップなどもありました。自分たちで作った象の置物は今もタイのアパートに飾ってあります。

右~キャンパス内を移動するミズオオトカゲ
タイの都市部は高層ビルが立ち並びとても発展していますが、私の通うパトゥムターニー県のキャンパスは自然豊かな場所になります。ミズオオトカゲなど、日本ではあまり見かけない生き物もキャンパスで人間と共存していて、タイならではの雰囲気を味わえる生活です。

タイの大学に留学して驚いたのが、大学にも制服があることです。

児玉瑞歩(お茶の水女子大学)ACTRESS PRESS REPORTER in タイ

私の派遣先大学は生徒の自由や自主性を重視する校風のため日々の投稿の際には着用の義務はありませんが、試験期間は基本的に制服で過ごすことになっています。この制服にもタイトスカート、プリーツスカート、ロングスカートといった風にいくつも種類があり、生徒が自由に選ぶことが出来るのが特徴です。写真は留学生向けのオリエンテーションに参加した時のもので、学部の先生方が留学生にバラの花を手渡しで贈ってくださいました。

また、最近は友達と一緒にムエタイ(タイのキックボクシング)ジムに入会したので放課後にムエタイに行く生活を送っています。タイの人たちは本当に優しくてアクティブなので、とても充実した生活です。帰国までの時間を有意義に過ごしたいと思います。

ムエタイの様子

ムエタイの様子

<図書館ボランティア>
タイで生活していく中で、病院で日本語通訳の方にお世話になったり日本食レストランを利用したりと日本人コミュニティの恩恵を受ける場面が多々ありました。そんな中で私も何か還元できるものはないかと思い、バンコクにある日本人向けの子ども図書館でボランティアをしています。主な活動はカウンター業務と月に一度の読み聞かせ会のサポートです。高校時代に放送部で朗読をしていた経験を生かして、3月には読み手として読み聞かせをする予定です。

【生活面】

<食事>

タイでは手頃な価格で食事を楽しめます。大学の食堂では1食約40バーツ(約160円)~、写真のような料理を食べることが出来るので愛用しています。

左~学食のメニューの一例
バンコクなど外国人が多い場所では英語表記や写真併記のメニューがありますが、大学とその周辺はタイ文字だけのメニューも多く、留学当初は苦労しました。今はタイ文字も以前に比べると分かるようになりタイ料理の名前なども覚えたので食事を楽しむことが出来ています。最近よく食べているタイ料理は、鶏肉のガパオとカオトム(タイ風雑炊)です。

中央~ロティ
タイ料理だけでなく、タイのスイーツもとても美味しいです。私のお気に入りはタイ風クレープ「ロティ」。
バターと油で揚げ焼きになった生地にヌテラなどを塗って食べます。中にバナナや卵を入れることも多いです。

右~マーケットの様子:昆虫の炒め物の屋台など、日本では見かけない食べ物も沢山売っています。
タイでのショッピングといえばマーケット。大学内でも週2回マーケットが開かれていて、食べ物・洋服・雑貨など、さまざまな屋台が立ち並びます。

<レジャー>

タイは観光大国なので、友人と国内旅行をすることも多いです。
これまでアユタヤ・チェンマイ・プーケット・パタヤ・バンコクの寺院などに行きました。タイ留学中に、ラオスやカンボジアといった近隣の国にも行ってみたいと考えています。


日本から直行便の飛行機があり、6時間程度で着きます。
季節が乾季・暑気・雨季の三つに分かれているのが特徴です。暑気が一番気温が高く40度を超えることもあります。国民の9割以上が仏教徒で、約3万の寺院があると言われています。

アユタヤ:ワットチャイワッタナラーム

アユタヤ:ワットチャイワッタナラーム

左~ワットマハタート:木の根に覆われた仏頭 右~ワットマハタート:ビルマ軍の侵攻により一度は破壊された仏頭

左~ワットマハタート:木の根に覆われた仏頭
右~ワットマハタート:ビルマ軍の侵攻により一度は破壊された仏頭

左〜三大寺院の一つ、ワットアルン右〜夕暮れ時のワットアルン

左〜三大寺院の一つ、ワットアルン
右〜夕暮れ時のワットアルン

バンコク・バンコクヤイ地区
特徴:タイの三大寺院として数えられる、タイを代表する寺院です。三島由紀夫の小説「暁の寺」に登場することで知られています。また、タイの10バーツ硬貨のデザインとしても採用されています。

左~パタヤ・ラン島のビーチ:バンコクからバス・フェリーなどを乗り継いで3時間30分程度特徴:パタヤからフェリーで40分ほどの場所にある小さな島。パタヤの沖合の中でも特に透明度が高い海が人気を集めています。 右~ビーチへと続く道

左~パタヤ・ラン島のビーチ:バンコクからバス・フェリーなどを乗り継いで3時間30分程度
特徴:パタヤからフェリーで40分ほどの場所にある小さな島。パタヤの沖合の中でも特に透明度が高い海が人気を集めています。
右~ビーチへと続く道

ワット・パクナム

ワット・パクナム

左~美しい天井画右~境内にある高さ69mの仏像

左~美しい天井画
右~境内にある高さ69mの仏像

バンコク・トンブリ地区 バンコク中心部からタクシーで1時間弱/BTSタラートプル―駅から車で15分程度
特徴:アユタヤ時代に創設された歴史ある王室寺院。エメラルド色の美しい仏塔と天井画が有名です。2021年には高さ69mの仏像が完成しました。バンコク中心部からは少し離れるので、寺院周辺ではよりローカルな雰囲気も味わうことが出来ます。

<タイへの留学アドバイス>

留学は少し勇気のいることだと思いますし、日本とは全く違う生活の中で大変な思いをすることもあるかもしれません。私自身、タイで言葉が通じず苦い思いをしたことや、日本とは違う時間感覚・衛生の価値観に戸惑ったことも多いです。ローカルなバスに時刻表が無いことを知った時や、アパートの蛇口をひねって茶色い水が出てきた時は驚きました。ですが、こういった経験は自分の視野を広げるのにこれ以上ないほど価値のあるものだと思っています。私は心の底から来て良かったと感じているので、迷っている方がいれば是非チャレンジしてみて下さい。タイ留学は人も優しくてご飯も美味しくて本当に最高ですよ!日本とは違う環境、日本人のいない環境で生活するのは大変なことも多いですが、その苦労を上回るほどの楽しい生活が待っています!

【information】
タイ国政府観光
「タイ国政府観光庁日本事務所」:https://www.thailandtravel.or.jp/

【プロフィール】

児玉 瑞歩(こだま みずほ)

児玉 瑞歩(こだま みずほ)
2001年5月8日・山口県出身
今後の目標:世の中の出来事や人々のメッセージを「伝える」仕事に就くこと
Twitter:https://twitter.com/Mizuho_313
Instagram:https://www.instagram.com/mizuho_kodama/

タイ留学開始時から毎日Twitterで留学の様子を発信していて、2023年2月現在で約200日になります。私は留学に来るまでタイのことをあまり知らなかったのですが、留学生活を通してタイのことを知る度にタイの人の優しさや日本との繋がりを実感しています。例えば訪れた寺院で偶然出会った現地の方に案内してもらったり、タイで大規模な日本関連のイベントが行われていたり。言葉が通じないながらも充実した生活を送ることが出来ているのはそういった人々の優しさや日本との繋がりのおかげだと思うので、私は自分に出来るやり方でタイやタイ留学の魅力を発信していきたいです。

【掲載実績】
アクトレスプレスでは13本の記事を担当。
児玉瑞歩(お茶の水女子大学)ACTRESS PRESS REPORTER

記事一覧:https://actresspress.com/?s=児玉瑞歩

◆写真協力:タイランドハイパーリンクス:https://www.thaich.net/
◆取材協力:Scketto:https://actresspress.com/reporter20230210/
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