2023 年 8 月 7 日に国立代々木競技場 第二体育館にて東京ガールズコレクション（以下、TGC）協力のもとア イドルとファッションを融合した夢の祭典として『IDOL RUNWAY COLLECTION Supported by TGC』（以下、 IDOL RUNWAY COLLECTION）が開催された。
ファイナルステージの前にはMCの矢吹奈子、ニューヨークが登場し「次が最後になりますが、皆さんまだ出演されていない方がいらっしゃいますよね？」と聞くと会場からは待ちわびたようにピンク色のサイリウムと歓声でいっぱいになった。
【櫻坂46三期生】
Overture直後から単独ライブと思うくらい完璧なコールと拍手で一気に会場のボルテージが上がる中、1曲目には三期生だけ楽曲『夏の近道』を披露。
MV衣装で登場したメンバーは、曲中でセンターステージに行くとツアー会場とはまた違う観客との距離の近さや女性からのコールに笑顔も見られた。
センターを務める谷口愛季も緊張の様子を見せながら徐々に表情が解れ、笑顔でファンの声援に答える様子も見せた。
間奏でMV公開時には発表前だった村井優、山下瞳月のダンスパートも完全版で披露し、フルパフォーマンスを見たことのないファンからは「村井ちゃんはダイナミック、山下ちゃんはしなやかなダンスでコントラストあって癖になる！」と絶賛の声が上がった。
1曲目後のトークではMCの中嶋優月、谷口愛季が初の単独イベント出演に緊張していることを告白し会場からは熱い声援が送られた。
2曲目には最新曲『Start over!』に収録された三期生楽曲『静寂の暴力』を披露。先程までの明るい曲調とは反対に暗転したステージで全身を滑らかに使ったパフォーマンスを披露。
今作のセンター山下は吐息混じりのセリフパートもこなした。
最後にはお披露目前の合宿課題でもあり、高難易度のダンスパフォーマンスが求められる『BAN』を披露。合宿中からの成長はドキュメンタリーとして公式YouTubeで公開されていることもあり、会場に駆け付けたファンからはイントロが流れた瞬間この日1番の盛り上がりを見せた。
センターの石森璃花は普段の穏やかな雰囲気から一変させ鬼気迫る目つきで会場を魅了すると、「時間はあんなにあったじゃないか？」と感情を荒ぶる表現を見せた。
全3曲を終えた三期生は「これからも先輩たちと一緒にもっともっと櫻坂46を盛り上げていけるように精一杯頑張りますので、よろしくお願いします！」と深くお辞儀し初めて三期生だけで出演したイベントを大盛況のまま幕を閉じた。
デビューご1年足らずとは思えない高いパフォーマンス力と曲に対する表現力を兼ね備える三期生のこれからの成長と活躍の幅に期待が高まるライブとなった。
＜セットリスト＞
M1：夏の近道
M２：静寂の暴力
M３：BAN
◎ACTRESS PRESS編集部
・取材：文：遠藤葵（法政大学）
・撮影：scketto
・リポーター記事：https://actresspress.com/category/report/
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。