2022年10月24日、『第35回東京国際映画祭』が幕を開けました。昨年から会場を日比谷・有楽町・銀座エリアへ移し、地域との連携を深めた街ぐるみの映画祭として会場を大幅拡大し、更なる飛躍を遂げた同映画祭。
東京ミッドタウン日比谷のステップ広場から仲通りにかけて敷かれた165mのレッドカーペットには、国内外から総勢137名の豪華ゲストが登場し、3年ぶりとなるカーペットを彩りました。
レッドカーペットのダイジェストをリポート。
<柴咲コウ>
トップバッターとして登場したのは、ガラ・セレクション作品『月の満ち欠け』より廣木隆一監督、大泉洋、柴咲コウ。
柴咲コウは、デコルテラインが斜めにカットされたARMANI黒のロングドレス姿をお披露目。
美しい金髪姿で大ぶりのネックレスとイヤリングも合わせ、大人の品格が漂っていました。
『月の満ち欠け』:
https://2022.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3503GLS11
<山田杏奈>
コンペティション部門に選出された『山女』で主演を務める山田杏奈は、パッと目を引く花柄の鮮やかなワンピースでランウェイ。
観客に快くサインを書いたり、取材陣に満面の笑みを魅せたり、森山未來とカーペットをとても楽しんでいる様子でした。
『山女』:
https://2022.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3501CMP11
<井上真央>
『わたしのお母さん』の井上真央は、胸元がざっくりのブラックロングドレスで登場。
シンプルながらもエレガントさを感じさせる着こなしで、会場に手を振り、観客が親しみやすい笑顔を振りまいていました。
『わたしのお母さん』:
https://2022.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3505NCN09
<前田敦子>
Nippon Cinema Now部門に選出された『あつい胸さわぎ』の前田敦子は、深いVネックのジャンプスーツで。
クールなアクセサリーを合わせ、ブラックのスーツをスラリと着こなし、美しさが際立っていました。
左より、石原理衣、前田敦子、常盤貴子、吉田美月喜
『あつい胸さわぎ』:
https://2022.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3505NCN02
▼映画『あつい胸さわぎ』に関しては、昨日のの記事も参照
https://actresspress.com/mizuki_yoshida-tiff20221024/
<広末涼子>
ガラ・セレクション部門『あちらにいる鬼』に出演の広末涼子は、レッドカーペットに映える、淡いブルーの着物。
豊川悦司、広末涼子、寺島しのぶ
観客に微笑みながら優雅に歩く姿には、唯一無二の気品がありました。
鮮やかなイエローの着物を纏った寺島しのぶと共に、遠くにいても分かるほどの圧倒的なオーラを放っていました。
『あちらにいる鬼』:
https://2022.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3503GLS12
<飯豊まりえ>
ネイビーのパンツスタイルで登場した飯豊まりえは、アニメーション『夏へのトンネル、さよならの出口』に声優として出演。
レッドカーペットの上を颯爽と歩く姿は、やはり人気ファッションモデル。
少し緊張した様子で微笑み、取材陣の前に姿を見せた後、「ありがとうございました!」と、笑顔で立ち去っていく姿が印象的でした。
『夏へのトンネル、さよならの出口』:
https://2022.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3506ANM02
<河合優実、小宮山莉渚、小野莉奈、中井友望>
『少女は卒業しない』から河合優実、小宮山莉渚、小野莉奈、中井友望。
中井は白のスカートが印象的なドレスで、小宮山は白のトップスと高身長を活かした黒い細めのスカートで、小野は上下白の衣装に黒のレースをあしらった衣装で、河合はゼブラ柄のジェットに白のスカートのコーデで会場を魅了しました。
それぞれ衣装は個性的ですが、モノトーンでひときわ目立つ統一感があります。
『少女は卒業しない』:
https://2022.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3502ASF09
<稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナ>
稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナが出演する『窓辺にて』。
創作と恋愛を軸に描く大人のラブストーリー映画ということもあり、大人の色気と余裕を垣間見ることができました。
『窓辺にて』:
https://2022.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3501CMP04
<二宮和也>
ラストはオープニング作品『ラーゲリより愛を込めて』の二宮和也がARMANIを身に纏って登場。
待ちに待ったトリの登場に、会場のボルテージも最高潮。
3年ぶりという期待を裏切らない、大いに盛り上がりを見せたレッドカーペットとなりました。
『ラーゲリより愛を込めて』:
https://2022.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3500TOC01
東京国際映画祭 公式サイト:https://2022.tiff-jp.net/ja/
【感想】
そして、レッドカーペットの上で自撮りをするなど、3年ぶりとなったこの日を、ゲストの方自身も楽しまれているようでした。
また、普段の取材と違って、報道陣もジャケットや正装指定があったり、キー局のアナウンサーの方や外国人のカメラマンの方も来ていらっしゃる、東京国際映画祭の注目度の高さを目の当たりにした現場でした。
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◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材・文:梅田陽菜(慶応義塾大学)、撮影:仲西一成
◆コーディネート:Scketto:https://twitter.com/scketto1
記者連載記事:https://actresspress.com/category/report/