『UNIDOL』日本一優勝は『君はトキシック(早稲田大学)』が3人組での快挙!! <UNIDOL2021−2022 Winter②>【Reporter:小栗あおい、稲葉聡子】

『UNIDOL(ユニドル) 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦』(2022年2月28日、中野サンプラザホールにて)

2022年2月28日に『UNIDOL 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦』が、中野サンプラザホールにて、例年は年2回夏と冬に全国大会を行っていますが、新型コロナウイルスの影響で決勝戦は2年ぶりの開催となりました。

『UNIDOL(ユニドル) 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦』(2022年2月28日、中野サンプラザホールにて)

『UNIDOL』(ユニドル)は、今年で10周年を迎える日本唯一の大学対抗アイドルコピーダンスコンテスト。
昨年11月から全国5大都市(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌)にて開催した予選大会を見事勝ち抜いた14チームに加え、同日開催の敗者復活戦を勝ち抜いた2チームの合計16チームが出場しました。
審査順位は観客投票(会場+オンライン)と審査員審査の合計でのポイントになります。

リポート2本目は、優勝となった君はトキシック(早稲田大学)のダンスステージ、授賞式、プレス向け会見をご紹介。

君はトキシック(早稲田大学)『UNIDOL(ユニドル) 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦』(2022年2月28日、中野サンプラザホールにて)

【ダンスステージ】

チームの創設者で予選に1人で出場し決勝への切符を掴んだ“れいか”を中心に、のん、ゆきこの3人での出場となった「君はトキシック」。少人数ながらも大会に向けての広報活動にも力を入れており、自己紹介動画やドキュメンタリー動画の制作のほか、SHOWROOM配信も行なってきました。

君はトキシック(早稲田大学)『UNIDOL(ユニドル) 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦』(2022年2月28日、中野サンプラザホールにて)

1曲目の「Synchronized 〜シンクロ〜」は細かい振り付けが多い楽曲。フリが細かい分、個人間で踊り方にばらつきが出てしまいそうですが、全くそんなことはなく3人の息がピッタリと揃ったダンスはまさに圧巻でした!

2曲目はクールなダンスナンバーの「ワタシアクセント」。キレキレなダンスと力強い表情から4年生2人のラストユニドルにかける熱い思いが伝わってきました。

君はトキシック(早稲田大学)『UNIDOL(ユニドル) 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦』(2022年2月28日、中野サンプラザホールにて)

3曲目の「Answer」では、1、2曲目のピンクの衣装からスタイリッシュな紺碧の衣装に一瞬で衣装替え!
3人でステージいっぱいを使う構成で、会場全体に思いを届けます。練習風景を撮影した背景映像やメンバー同士で目を合わせての歌割りから3人の強い絆が感じられて、『君はトキシック』のつくる世界観に引き込まれました!!

君はトキシック(早稲田大学)『UNIDOL(ユニドル) 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦』(2022年2月28日、中野サンプラザホールにて)

<セットリスト>
M1:Synchronized 〜シンクロ〜(フェアリーズ)
M2:ワタシアクセント(≠ME)
M3:Answer(Jewel)

君はトキシック(早稲田大学)『UNIDOL(ユニドル) 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦』(2022年2月28日、中野サンプラザホールにて)
左より、ゆきこ、れいか、のん

【授賞式】

HKT48運上弘菜、君はトキシック(早稲田大学)『UNIDOL(ユニドル) 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦』(2022年2月28日、中野サンプラザホールにて)

優勝のパネルは、HKT48運上弘菜より贈呈され、授賞式ではリーダーの“れいか”が涙ながらに、優勝の喜びや4年間の集大成として臨んだ今大会に対する思い、応援してくれた人々への感謝を語りました。

HKT48運上弘菜、君はトキシック(早稲田大学)『UNIDOL(ユニドル) 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦』(2022年2月28日、中野サンプラザホールにて)

ベストパフォーマンス賞とのダブル受賞。MCを務めたHKT48松岡はなよりパネルを贈呈された。

HKT48、君はトキシック(早稲田大学)『UNIDOL(ユニドル) 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦』(2022年2月28日、中野サンプラザホールにて)
ゲストのHKT48メンバーとの集合写真。

【プレス向け会見】

授賞式終了後にプレス向け会見が行われ、リーダーれいかが代表して応じた。

Q:優勝した今の心境を教えてください。

喜び半分と驚き半分といった気持ちで、私たちが全国で優勝したという実感が湧いていませんでしたが、今取材を受けている中で本当に優勝したのだなという実感がだんだん湧いてきました。私たちは全員これが最後の大会だったので、ユニドル生活のすべてを賭けようという気持ちで臨みました。私たちの力のすべてを出して評価いただけたことが本当に嬉しく、言葉が出てこないほどです。


Q:練習の中やコロナ禍で大変だったことはありますか。

今まで決勝戦が行われていた新木場コーストよりも、さらに広い中野サンプラザという初めての大きな会場で行われたため、練習の中ではどうやって3人で見せられるのか考えるのが大変でした。一度も立ったことのないステージということもあり、想像のつかない中でどのようにすれば私たちの良さをお客さんに届けられるのか研究し、想像しながら作っていかなくてはいけなかったので、予測できないといったところでも難しかったと感じています。またコロナ禍ということもあり、どんなに長い練習でもずっとマスクをつけた状態だったので、コロナの対策をしながら練習をしていかなくてはいけなかったので、両立が大変でした。


Q:温かい言葉に救われてここまで頑張ってこられたとおっしゃっていましたが、具体的にどのような場面でどのような言葉に救われたのですか。

本番が近づくにつれて今までやってきたことを信じて臨もうと自信を持ちつつも緊張や不安が大きくありました。それをくみ取って応援してくださる方々が、「自分たちがやってきたことを信じればきっといい結果を残せると思うよ」と励ましてくださいました。結果にこだわってしまいすぎると肩がこわばってしまうため、「やりたいようにベストを尽くせればファンの中では優勝だよ」といった、自信を持ちつつもリラックスして臨めるような言葉を丁寧に選んでかけてくださったことが印象的です。


Q:ユニドルの中で学んだことや今後に生かしていきたいことはありますか。

今までは大人数チームが有利、優勝常連チームしか勝てないといった、しきたりを壊せないと諦めそうになったこともありました。それでも最後の最後まで全国優勝という目標に向かって挑戦し続けていれば、もしかしたら叶うかもしれないという気持ちを持ち続けました。自分と仲間を信じてここまで来ることができ、夢を追い続けていればいつか叶えられることを実感しました。これから社会に出たときに、はじめから無理だと決めつけず、果敢に挑み続ける姿勢を大事にしていきたいです。


Q:応援してくださった方にメッセージをお願いします。

感謝してもしきれないくらいです。私自身予選では、一人でステージに立ち、決勝戦では二人と一緒に立ちました。人数が増えたとはいえ、他のチームと比べると少ない人数での挑戦だったため、心細さがあり、3人で何が見せられるのだろうかととても考えたり、悩んだりしていましたが、私たちを応援してくださる言葉一つ一つが本当に力になりました。本番の当日ぎりぎりまで温かい言葉をかけてくださり、こんなにたくさんの方に応援いただいているからこそ最高の笑顔で素敵なステージを作っていこうと自信を持つことができました。みなさんの温かい言葉に救われた結果が優勝だと思っています。ありがとうございました。


君はトキシック(早稲田大学)
https://twitter.com/kimihatoxic

【UNIDOL:今後のスケジュール】

今週3月5日(金)を皮切りに3月春休み時期に全国5か所で開催のSpring Festivalも告知された。
ユニドル
3月5日(土) 「UNIDOL 2022 KYUSHU Spring Festival」<会場:福岡ベルエポック美容専門学校>
3月16日(水)「UNIDOL 2022 HOKKAIDO Spring Festival」<会場:札幌PLANT>
3月17日(木)「UNIDOL 2022 TOKAI Spring Festival」<会場:名古屋ReNY limited>
3月23日(水)「UNIDOL 2022 KANSAI Spring Festival」<会場:amHALL>
3月20日(日)、21日(月)「UNIEVENTS 2022 卒業コンサート」<会場:サンリオピューロランド>

UNIDOL公式サイト:
http://unidol.jp/

【感想】

大学生活をコピーダンスに捧げ、夢を追い続ける出場者の姿は、とても輝いていました。フリコピから始まり、動画などの構成や衣装の準備など全てをチームメンバーで協力して創り上げなくてはならないため、ユニドル当日まで時間をかけて丁寧に仕上げてきたことがとても伝わってきました。それぞれのチームが心から楽しみながらダンスパフォーマンスしている姿に、私も元気をもらいました。エネルギッシュなHKT48のパフォーマンスは本当に圧巻です。また、優勝チームの会見を通して、自分と仲間を信じて目標に果敢に挑み続けるということがいかに大切かを知ることができました。(稲葉)


小栗あおい(筑波大学)、稲葉聡子(専修大学)

◎ACTRESS PRESS編集部
・取材・文:小栗あおい(筑波大学)、稲葉聡子(専修大学)

◆コーディネート:Scketto:https://twitter.com/scketto1
アナウンサー・マスコミ業界に就職を目指す大学生が記者・リポーターで参加するプロジェクト。
アクトレスプレスでの過去リポート記事。
https://actresspress.com/category/report/

スポンサーリンク