視聴者からの投票によって、演劇界で“最も輝いていたと思う作品・演出家・俳優”を勝手に表彰する WOWOW presents「勝手に演劇大賞」の結果が発表された。
第6回目の開催となる今回も、作品賞のストレートプレイ部門、ミュージカル部門、他に、演出家賞、男優賞、女優賞の5部門で投票が行われ、およそ80,000票もの投票があった。投票に基づき、発表された結果は、下記の通り。
【WOWOW presents~勝手に演劇大賞2015~】
■作品賞 ストレートプレイ部門:No.9-不滅の旋律-
ミュージカル部門:いやおうなしに
■演出家賞:白井晃
■男優賞:城田優
■女優賞:大島優子
作曲家として劇的な人生を送ったベートーベンの半生を描いた、白井晃演出の「No.9ー不滅の旋律ー」が、作品賞・ストレートプレイ部門、演出家賞、女優賞の三冠に輝いた。3台のピアノを駆使し、途切れることなく流れるように展開してゆく演出に、多くの感動の声が寄せられた。
そして、本作に出演した大島優子が、見事「女優賞」に輝いた。演劇は初舞台だったが、とてもそのように見えない存在感があったと、多くのコメントが寄せられ、受賞。今年も5月に、鈴木おさむ作・演出の舞台『美幸 ―アンコンディショナルラブ―』の美幸役で早くも2度目の舞台が決定しており、活躍が楽しみだ。
作品賞・ミュージカル部門は、O.L.H.(面影ラッキーホール)のリアルな歌詞と妙に懐かしいメロディをふんだんに使い、ダメな男と女の、やるせない物語を紡いだ、歌謡ファンク喜劇「いやおうなしに」。
男優賞の城田優は、ミュージカル「エリザベート」に出演し、2度目のトート役で、さらに素晴らしくなった、はまり役との意見が多くあった。現在は、地球ゴージャスプロデュースvol.14「The Love Bugs」の公演中。そして、5月には、1966年にブロードウェイで初演された「アップル・ツリー」で、初演出を手がける。
▼受賞結果は、WOWOW演劇大賞Website参照。
http://www.wowow.co.jp/stage/engeki/
受賞者からのコメントも、3/1(火)掲載予定。
◎情報提供:株式会社WOWOW