2024年1月10日、東京・新宿の花園神社にて、エイベックス・マネジメント・エージェンシーに所属の女優・モデル・タレント、9名による新春晴れ着撮影会が４年ぶりに開催され、事務所で勢いのあるメンバーが勢ぞろいし、2024年の抱負を述べ、活躍を誓った。
左から、福山絢水、古田愛理、髙石あかり、大原優乃、生見愛瑠、浅川梨奈、花音、上坂樹里、平美乃理の9名が『鈴乃屋』の晴れ着にて出席。
4年ぶりの晴れ着のお披露目に生見愛瑠は、“割とあっという間だったので、4年も経ったんだって今思ったんですけど。また改めて振袖を着ると背筋が伸びた気がして、こういった会が開けるのがすごく嬉しいです”と喜びを明かした。
今年二十歳になる平は、“次20歳で今年ラストティーンになるので、20代になるまでに自分の基盤をしっかりと固めて、次のステップに進めていけるような20代になれたらいいなと思います”と抱負を語った。
さらに、18歳として新成人を迎えた上坂は、“私にとって、成人っていうイメージはすごく大人で一歩上って感じがしてたんですけど、いざ18を迎えると意外とそんなことがなくて。まだ自分は子供だなっていうことが多いんですけど、やっぱり高校卒業するにあたって、これからの進路だったり自分が何をしたいかを自然に考えるようになったのでゆっくりですが、一歩一歩素敵な大人になれたらいいなと思っております”と抱負を述べた。先輩方と共に晴れ着撮影会に登壇したことについて“中々お会いする機会がないので、こうやって素敵な先輩方と一緒に登壇できるというのはすごく幸せな気持ちでいっぱいです”と笑顔で語ると、口々に成人を祝う祝福の声が上がった。今年24歳になる最年長の浅川、花音、大原からは上坂にお祝いの言葉を送る場面もあった。
リポート１本目は、生見愛瑠の晴れ着姿をご紹介しました。
リポート２本目は、大原優乃、浅川梨奈、髙石あかりら８名のご紹介します。
【大原優乃】
古典模様の松と牡丹、そして金箔の入った華やかな晴れ着を身に纏い登場した大原。
着用した振袖について「年齢とともに頂く役であったり変化してきているので、今年は自分自身を変化していきたいなという思いで大人っぽいお着物を選ばせて頂きました」と凛とした様子で説明した。
また絵馬については“私の今年の抱負は「信じる」の「信」です。自分もそして、支えてくださる皆様のことも信じる一年にしたいと思っております”とコメント。
さらに“昨年は、教師の役であったりアクションだとか今までにない役を演じさせて頂いて。今までにない経験をさせていただいた分、自分に対して悔しい思いもたくさんしてきたので今年はより、役を生きられる俳優になれるように頑張りたいなと思っております”と意気込んだ。
大原優乃（24）
2009年に芸能界デビューし、今年でデビュー15周年を迎える。
昨年はテレビドラマ5本出演、うち3本「おいしい給食Season3」や「秘密を持った少年たち」などでヒロイン役を演じるなど俳優業に邁進。2024年1月には集英社から3rd写真集「あのね、ほんね」を発売。
【浅川梨奈】
華やかで可愛らしい色味と花柄の晴れ着姿で登場した浅川。
着用した振袖について“今まで結構明るい可愛らしいお着物を着させて頂くが多かったんですけれども、今年は白地に紫、ピンク、茶色が合わさったような柄になっていて、四季の花々が散りばめられたそんなお着物を着させていただいております。本日のエイベックスの女性陣の中で私と優乃ちゃん（大原優乃）と花音ちゃん3人が24歳で最年長ということで、なんだか私たちもそんな一番上の年齢になってきたんだなということも感じつつ、少しずつ私自身も大人っぽく成長していけたらなと思っているので、ちょっと渋めというか、華やかなで渋めなお着物を着させて頂きました”と自身の成長を振り返りながら説明した。
また絵馬については“「楽動」という言葉を書きました。これは完全なる造語だと思うんですけれども。私自身楽しいことが大好きな人間なので楽しく生きていきたいということと、色々活動的に動いていきたいなという思いがあるので、公私ともに楽しく動く、そんな一年にしていきたいと思っております”とコメント。
さらに“私自身お仕事一つ一つ本当に楽しんでやらせて頂いてて、どの現場もキャストの皆様だったり、スタッフの皆様とお話ししたり、コミュニケーションをとりながら一つの作品を作っていくっていうことが生きがいでもあり、楽しさでもあるなって思っているのでそこの部分は変わらずに、楽しく一つ一つの現場を大切に務めさせていただきながらも、やっぱり女優として一つ一つの作品で濃いお芝居を届けられる人間になりたいなと。プライベートでは個人的にディズニーランドが大好きなので、年間50回を目指して。昨年が30回くらいだったので、今年は50回を目指して頑張っていきたいなと思っております”と笑顔で抱負を語った。
浅川梨奈（24）
昨年は、話題作「大病院占拠」にて桃鬼役で出演。その他にも10月から放送のドラマ「帰ってきたらいっぱいして」ではW主演を務めるなど、ドラマ映画舞台で活躍。NHK「ビットワールド」ではタマロ役でレギュラー出演中。
【髙石あかり】
色白の美しい肌が際立つ赤色の晴れ着姿で登場した髙石。
着用した振袖について“私は赤色のグラデーションを選ばせて頂きました。下には紫色があってそれがグラデーションで、すごく華やかな一年になりますようにと願いを込めてこの色にさせて頂きました”と期待を膨らませて説明した。
また絵馬については、“私は「芽」という字を書かせて頂きました。昨年は色んな作品と関わらせて頂いて、ほんとに種まきをした一年だなと思っています。今年は、その種が芽吹く年になれば良いなと思います。そして来年は、その芽が咲いたらいいなとが考えております”とコメント。
さらに“昨年は種をまかせて頂いた一年だと思っていて、それが映像だと一年後に公開だったりするんです。そうすると今年、皆さんに見て頂ける機会がすごく多くなっているのかなと自分でも思っているので、そうしてゆっくりと皆さんに着実に知って頂ける場が増えたらいいなということで書かせて頂きました”と丁寧に語った。
髙石あかり（21）
昨年テレビドラマ5本、映画4本に出演。主演する映画「ベイビーわるきゅ～れ2ベイビー」や「わたしの幸せな結婚」などの演技が評価され、第15回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。
2024年は2月9日から公開される映画「まどろみの彼女たち」と、秋に公開される「ベイビーわるきゅ～れ」続編ともに主演を務める。
【古田愛理】
可愛らしい花柄の晴れ着を身に纏い、福山と目を合わせながら笑顔で登場した古田。
着用した振袖について“私はクリームベージュを基調とした、色んなお色味が入ってる上品なお着物を選びました。今年も身も心も上品な素敵な女性に成長できるように頑張りたいなと思っているので、こちらを選ばせてもらいました”と笑顔で説明した。
また絵馬については“私は、「幅」という字にしました。今年は色んな幅を広げたくて、お仕事の幅も広げたいし、もう22の年なので人脈など色んな幅を今年は広げていきたいなと思って「幅」にしました”とコメント。
さらに“今年は私も（福山と同じで）22の年になって、東京でたくさんお友達が欲しいなって思っている時期であって、人脈とかの幅を広げたりだとか、お仕事でももちろん、演技の役の幅という意味でもあったりだとか、お芝居以外でも地元のお仕事だとか、沢山の幅を広げる一年にしたいので「幅」という字にしました。頑張ります！」と晴れやかな表情で語った。
古田愛理（21）
2017年、雑誌「Popteen」にてモデルデビュー。2023年には1st写真集「体感温度」を発売。2020年に俳優業に進出。1月23日より放送が始まるテレビ朝日系「マルスーゼロの革命」にも出演している。
【福山絢水】
大人っぽい深緑が印象的な晴れ着を身に纏い、晴れやかな笑顔を浮かべて登場した福山。
着用した振袖について“私は深緑の着物を選びました。深緑は結構大人っぽいイメージがあるんですけど、花だったり首元のパールだったり、小物や花柄で、まだフレッシュなパワーでこれからも私らしく元気いっぱいなイメージを見せていきたいなと思っているので、全体的に明るく、華やかな着物を選ばせて頂きました」と元気よく説明した。
また絵馬については“私は「世界」という文字を書きました。世界の色んなところに行って、実際にこの目で見たいっていう思いもありますし、お仕事の面では、新しいお仕事のいろんな世界を見て勉強していく一年にしていきたいと思い、「世界」にしました”とコメント。
さらに“昨年、舞台のお芝居を初めてさせて頂いて、私自身もお芝居の経験があまりなく、そこでしっかり経験させていただき、それを通して今年もお芝居の世界だったり、テレビのお仕事をもっと頑張っていきたいのでテレビの世界だったり。そして今年22歳になる年なんですけど、今のうちに動けるときに色んな世界もこの目で見てみたいなっていう思いもあり、“世界”を書きました」と抱負を述べた。
福山絢水（21）
ABEMAの恋愛リアリティショーへの出演で注目を集め、2019年には「Popteen」の専属モデルとして活動を始める。一重まぶたを活かしたメイクが話題となり自身のYouTubeで投稿した関連動画の再生回数は150万回を突破するなど話題に。昨年は「おそ松さんon STAGE SiX MENS SHOW TIME 2nd SEASON」で舞台初挑戦など俳優としても活躍。4月に行われるエイベックス所属俳優による舞台「ACTORS STAND vol.1」に出演。
【花音】
白色の花が全体に散りばめられた華やかな晴れ着を見に纏い登場した花音。
着用した振袖について“私はライトブルーの振袖を選ばせて頂きました。大人っぽいけど、まだ少し子供のあどけないカラーであるかなと思っています。そして、上品で品のある振袖で私もそういった女性になりたいなという想いも込めてこの振袖を選びました“と落ち着いた様子で説明した。
また絵馬については“私は「華やか」の「華」という字を書かせていただきました。お仕事的にも華やかな一年になるよう、そして花を咲かせられるよう、この文字を選びました。そして名前が花音というので「花」とかけましてこの「華」を選びました”とコメント。
さらに“私はモデルの仕事が多いんですけど、お芝居もこれからたくさんやっていきたいなっという思いで「華やかに」という「華」を書かせて頂きました。私は生まれ育ちがアメリカのロサンゼルスで英語を話すことができるので、いずれかは英語を話す役でしたり、アジア人代表として海外の作品とかに出れたらいいなという思いでこの「華」という字を書かせて頂きました。頑張ります！”と笑顔で抱負を述べた。
花音（24）
2015年にTOKYO GIRLS Auditionにてモデル部門準グランプリを獲得し芸能界へ。
NYLONのレギュラーモデルとして活動開始後、特技の英語を活かしNHKラジオ「小学生の基礎英語」のメインパーツナリティを務めるなど多方面で活動。2月9日から公開される映画「まどろみの彼女たち」や、4月に行われるエイベックス所属俳優による舞台「ACTORS STAND vol.1」などに出演。
【上坂樹里】
深みのある赤色を基調とした鮮やかな晴れ着姿で登場した上坂。
着用した振袖について“私は赤を基調とした振袖を選ばせて頂きました。赤色の華やかさもありつつ、柄は少し古典的で渋めの赤色なので、今年一年周りに流されず、自分らしい一年にしたいと気合いを入れてこちらの振袖を選ばせて頂きました”と説明した。
また絵馬については“私は「前進」という文字を書かせて頂きました。2024年は高校を卒業する年でもあるので一歩一歩を慎重に、お仕事の面でも一人の人間としても、何事にも前進して取り組めるようにこの文字を選びました”と力強くコメント。
さらに“昨年は初めての経験が多くて、地上波のドラマに初出演をさせて頂いたり、たくさん経験したことがあったので、今年は一つの目標として映画に出演するということがありまして。その意味での次のステージに前進できるようにという願いを込めてこの文字を書かせていただいたのと、高校を卒業する年なので両親に頼りきらず自立するという意味でもこの前進という文字を書かせていただきました”と抱負を述べた。
上坂樹里（18）
2021年「ミスセブンティーン2021」で合格し、セブンティーンモデルに。
昨年出演したドラマ「生理のおじさんとその娘」で地上波ドラマデビューを果たし、主人公の娘役を好演。
12月にフジテレビ系で放送されたドラマ「いちばん好きな花」では田中麗奈さん演じる美鳥の学生時代を演じ注目を集める。
【平美乃理】
黒い帯を締めた白が基調のシックな晴れ着姿で登場した平。
着用した振袖について“私は白がベースのお着物に、ちょっと赤とか茶色とかの模様が入っていて帯は黒でカッコよくキマっているお着物を選ばせていただきました。今年はクールビューティーに、芯のある女性になりたいと思ったのでこのお着物を選ばせて頂きました”と説明した。
また絵馬については“私は「極」という字を書きました。昨年、岡山県から東京に上京してきて、たくさんの経験を積み重ねることができたので、今年はモデル、女優、アートの三本軸を極めていけたらいいなと思っております”と抱負を語った。
さらに“モデルでは、今雑誌のセブンティーンで専属モデルをさせて頂ているですけれども、そこでも活躍して、私が初めてファッションショーを歩いたのが東京ガールズコレクションだったので、またそのステージに立ってトップバッターを歩けるくらいのモデルさんになりたいなと思っております。アートの方では「プレバト！！」という番組に出演させて頂いていて、昨年名人初段に昇格することができたので、今年は名人十段を目指して頑張りたいなと思っております。いずれ自分の個展だとか展示会を開いて、絵を見てこの絵は平美乃理の絵だなって分かってもらえるような絵を見つけていきたいなと思っております。女優のお仕事は昨年初めてさせていただいて、その時に絵と同じ楽しさを女優のお芝居に感じることができたので、まだ全然未熟なんですけど、20年30年続けていけたらなと思うようなお仕事だったので、これから頑張っていきたいなと思いました”と将来についての夢を語った。
平美乃理（19）
2021年「ミスセブンティーン2021」でグランプリを受賞し、モデルデビュー。
昨年、高校卒業後に上京しモデル、女優業に邁進する。また、SNSに載せていたアニメのイラストが話題になり、MBS「プレバト！！」に出演。水彩画部門では、史上最年少で名人入りするなどその才能に磨きをかける。1月23日より放送されるテレビ朝日「マルスローゼの革命」にも出演。4月に行われるエイベックス所属部優による舞台プロジェクト「ACTORS STAND」では舞台初主演を務める。
【感想】
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◎ACTRESS PRESS編集部
取材・文：石原未彩（日本女子大学） 撮影：仲西一成（Scketto）
学生リポーター記事：https://actresspress.com/category/report/
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