緊急事態宣言が外れ、飲食店の時短営業も約10ヶ月ぶりに解除された後のハロウィンイブの10月30日。土曜日とも重なり、本番の10月31日よりも多くの人出が予想されたが、果たしてどのような状況だったのか?
22時すぎの東京・渋谷センター街。すでにセンター街はそこそこの人出はあったが、ハロウィンイブという事を差し引いてもコロナ禍前のハロウィンに較べれば感覚的には1/10の人出といったところだろうか。
仮装姿の人たちはちらほら。全体の約2割程度だ。
仮装は、定番であるホラー系ゾンビをはじめアベンジャーズやジョーカーなどのアメコミキャラクター、「鬼滅の刃」やディズニー系キャラクター、そして今年大ヒットした「東京リベンジャーズ」の特攻服姿、NETFLEXで世界的はな大ヒットしている韓国ドラマ「イカゲーム」のジャージ姿やゲーム進行役のピンクジャンプスーツも目立っていた。
外国人の方たちはマスクなしの仮装であったが、日本人は、仮装しながらもマスク着用している人が多く、感染予防の意識がこんなところにも見えたといえる。
また「東京リベンジャーズ」や「イカゲーム」の衣装は、マスクをしていてもさほど違和感がない。今年はそんな仮装をセレクトしていたのかもしれない。今後は、仮装+マスクがコロナ禍における新しい仮装の形になるかもしれない。
余談だが、渋谷センター街が終電に合わせて人が減って来た深夜1時頃、西麻布ではここ最近では見た事がない長い行列が出来ていた。西麻布の人気クラブ「エーライフ」への入場待ちの列で、その数は目算だが400人にも及んだ。こちらも外国人の姿が多かったといえる。しばらく静かだったクラブも復活の狼煙を上げたといえよう。
(執筆 TEAM X)
◎執筆/TEAM X