どうなる? クラブカウントダウン 六本木「ゼウスガーデン」がエンタメ化した換気タイムでセーフティなカウントダウン開催

「ゼウスガーデン」グランドオープニングの模様

誰もが経験した事がないコロナ禍によって、最新のダンスミュージックが爆音で流れる中、踊って楽しむ(ダンス)クラブ業界も大きなダメージを受けた激動の2020年。

やはり気になるのは、クラブが一年間でいちばん集客が多く、盛り上がる12月31日のカウントダウンだ。
大晦日から新年に切り替わる瞬間を、会場にいる観客みんなで大型モニターに写し出される数字に合わせてカウントダウンをしていき、10になると『10、9、8、7、6、5、4、3、2、1 ハッピーニューイヤー』と全員でコール、天井から紙吹雪やクラッカーが放たれ、華やかに新年を迎えるクラブの恒例行事だ。

「ゼウスガーデン」グランドオープニングの模様

「ゼウスガーデン」グランドオープニングの模様

今年都内の有力クラブは、入場時に検温や手指のアルコール消毒、入場者名簿作成など感染予防を徹底して大晦日のカウントダウンに挑む。
そんな中注目なのが、今秋グランドオープンを果たした六本木の巨大クラブ「ゼウスガーデン」だ。同店の最大の強みは、今のクラブにとっていちばん大切かつ必要不可欠な“換気タイム”を音楽を止めずに、オンタイムでできるという事だ。天井など12箇所のダクト口から外気の空気が流れ出し、店内の空気を新鮮な空気に入れ替える事が可能だ。また換気タイムを行う場合は、合わせて店内の大型モニターに“換気TIME”と写し出され、換気タイム自体をエンタメ化している。同店の《コロナに負けない》という意気込みが感じられる。換気タイムは現在、1日5回実施しているが、大晦日は回数や時間を増やして対応する予定だ。

ゼウス名物の『換気TIME』の一コマ

ゼウス名物の『換気TIME』の一コマ

「ゼウスガーデン」は、地上1〜3階まで総面積350坪にも及ぶ都内屈指の巨大クラブ空間で、一階がアイランドバーやカラオケルームを併設したアジアンダイニングバー。

ゼウス ダイニングバー
本格的なアジアンフードを深夜でもリーズナブルな価格で食べれるのも嬉しい限り

本格的なアジアンフードを深夜でもリーズナブルな価格で食べれるのも嬉しい限り

踊った後はテラスエリアでセーフティに乾杯

踊った後はテラスエリアでセーフティに乾杯

二階はかつての夜遊びの王道であった“ディスコ”を彷彿させる雰囲気のマルチラウンジ。ディスコサウンドもプレイされる。

二階フロア写真

三階はLEDビジョンを備えたメインダンスフロアとなるコロッサムホール。

三階フロア写真

来場者は、異なる音楽がプレイされる3フロアを行ったり来たりして、楽しめるのが最大の魅力だ。

「ゼウスガーデン」の大晦日は、
YOJI BIOMEHANIKAやDRAGONなど人気DJをゲストに、華やかかつセーフティに行われる。

カウントダウン2020バナー写真

お店側が感染予防を徹底しているので、熱狂的なクラバーやオーディエンスをはじめカウントダウンに参加する全てのお客側も踊る時はもちろん、飲食する瞬間以外はマスク着用を徹底するなどモラルとルールを厳守してほしいものだ。

カウントダウンをセーフティに参加して、穏やかで楽しい新年をぜひ迎えてほしい。

ゼウスガーデン外観写真

「ゼウスガーデン」
港区六本木3-8-15 六本木日拓ビル1F・2F・3F
https://zeus-garden.com/

◎執筆/TEAM X

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