“2年越しの挑戦“で日本の頂点へ『Miss World 2022』日本代表は富山県出身山口佳南(24歳)に決定! 【Reporter:岡山夏乃葉】

山口佳南(Miss World 2022)

2022年9月22日、ヒューリックホール東京にて『ミス・ワールド2022 日本大会』が開催された。
ミス・ワールドは、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナルを含む世界3大ミスコンの中で最も歴史が長く、参加国数が131国と世界最大規模を誇るコンテストである。

ミス・ワールド2022 日本大会

Beauty with a purpose(目的ある美)』をスローガンに、美に集まる力を社会貢献に活かすことが目的だ。
日本大会では、応募総数7107名の中から、全国各地で実施された予選会を勝ち抜いたファイナリスト32名(1名辞退)のファイナリストたちが出場し、グランプリには山口佳南が選出された。

審査員として、2020年日本代表で男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC」のメンバーでもある金谷鞠杏、2021年日本代表で早稲田大学社会科学部を主席、短期卒業を成し遂げ学部総代を務めた星たまき等が参加。

【グランプリ(日本代表)】

山口 佳南(やまぐち かな)

山口 佳南(やまぐち かな)

山口 佳南(やまぐち かな)
富山県出身・24歳・160 cm
現在はモデル、タレントとしてウエディングや着物のイメージモデルや、地元富山県で情報バラエティー番組のMC等で活躍している。
Instagram: https://www.instagram.com/kana__yamaguchi/

山口 佳南(やまぐち かな)

ラメの入った落ち着いたピンク色のドレスを身にまとい、輝きを放つ大きめのイヤリングを身に付けている姿は華麗そのもの。ウォーキング、ポージング、質疑応答を終始しとやかに上品にこなしていた彼女らしい装いであった。

山口 佳南(やまぐち かな)
山口 佳南(やまぐち かな)

ミス・ワールド史上初となる姉:山口真由(やまぐち まゆ)(エントリーナンバー17、写真右)との姉妹同時出場。
近くで支えてくれたのは姉だと話し、1番に感謝を伝えたいと語った。

山口 佳南(やまぐち かな)

自己PRでは、冒頭で「2年前の9月24日、私は同じこの場所で今と同じ景色を前にスピーチをしたあの日のことを今でも鮮明に覚えています。」と、準グランプリを受賞した2020年からの思いを述べた。
“2年間、ずっと消えなかったものはスポーツと子供に対する強い思い”と話し、「挑戦し続けることでその先に開く可能性はどこまでも続いていくということ。それを子供たちに伝え、一人でも多くの人の勇気や希望になることが私の夢です。」と将来の目標について語った。

山口 佳南(やまぐち かな)

「日本代表になる自信、世界に行く自信がなかった2年前の私ですが、今の私は違います。この1ヶ月半、ともに闘った全てのファイナリストの思いを胸に私は世界と闘います。」と世界に挑むことへの強い思いを伝えた。
ミス・ワールドへの愛と感謝が非常に伝わってくるスピーチだった。

授賞式

山口 佳南(やまぐち かな)
発表の瞬間

山口 佳南(やまぐち かな)
山口 佳南(やまぐち かな)

2021年日本代表 星たまき(写真上)より襷とトロフィーが送られた。

山口 佳南(やまぐち かな)
カバヤ製品、オハヨー製品の副賞。
プレゼンターは、日本カバヤ・オハヨーホールディングス株式会社 取締役COO 中島宏史(写真左)

山口 佳南(やまぐち かな)

受賞コメントでは、2年越しのミス・ワールド出場について、「自分が自分のことを応援できるようになったら」と決めていたことを明かし、この瞬間をずっと夢みて精進してきたと語った。
「歴代のミスの方々、素晴らしい先輩方の跡を告げるよう日本代表として皆様に応援していただけるようにこれからも精進して参ります。ともに闘ったファイナリストの皆さんの思いを胸に堂々と世界大会へ出場できるように頑張って参りますので引き続き、応援よろしくお願い致します。」と世界大会に対する抱負を話した。

囲み取材

山口 佳南(やまぐち かな)
授賞式終了後、プレス向けに記者会見が行われた。

Q)2年前の出場から1番自信をつけたところはどんなところですか?

山口)2年前の私はすごく自己肯定感が低くて、他人とすぐに比べてしまうというところがあり、自分はできない、何をしてもきっとできないだろうなというすごくマイナスな気持ちでいたのですけれども、自分を見て自分と向き合うことで自分を認めるというところから1年間始めようと思いまして自分の実力、できる、できないも含めて自分を受け入れようというところから自信に繋がりました。私は私らしく他の誰とも比べずに輝くことができるのだというのを自分ができることからまず一歩一歩始めていくことでそれを実現することができるという自信に繋げることができました。


山口 佳南(やまぐち かな)
Q)ミス・ワールドの日本代表として活動をする上での心意気や意気込みを聞かせてください。

山口)私は、特に才能があるわけでもないのですけれども、どこまでも挑戦し続けるというところだけは自信があります。子供たちにも挑戦した先にしか見えない世界、挑戦した先に広がる可能性というのを体現していくためにもまず私自身がずっと挑戦し続ける、そんな日本代表になりたいと思っております。


山口 佳南(やまぐち かな)

Q)これから芸能活動ややりたいことを教えてください。

山口)芸能とはまた違うのかもしれないのですけれども子供たちであったり、多くの人々に「伝える」ということをしていきたいと思っていまして、自分の経験であったり、色々な思いを講演など通して伝えるということを行っていきたいと思っております。

山口 佳南(やまぐち かな)
Miss World JAPAN公式サイト:
https://www.missworld.jp/#section-about

【動画】

【感想】

挑戦し続けることで広がる可能性を強く実感し、努力し続けることへの勇気をもらいました。女性が外面の美しさだけでなく知性や品性も磨き、自分の目標や考えを堂々と発信する姿はスローガンである「Beauty with a purpose(目的ある美)」そのものでした。自分自身と向き合い認めていくこと、そして自分に自信を持つことの素晴らしさを知ることができました。私自身、よく他人と比べてしまうことがありますが、“自分らしさ”を大切に今大会のファイナリストを始め、ミス・ワールド日本代表のような強い意志を持ち目標に向かって挑戦し続けることのできる女性でありたいと思います。

岡山夏乃葉(日本大学)ACTRESS PRESS REPORTER

◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材・文:岡山夏乃葉(日本大学)
◆コーディネート:Scketto:https://twitter.com/scketto1
記者連載記事:https://actresspress.com/category/report/

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