2022年1月24日、『第54回ミス日本コンテスト2022』の本選が開催され、ファイナリスト11名が着物、ドレス、スポーツウェアでの厳選なる審査により、グランプリ河野瑞夏(こうの みずか)さんの他、4部門の受賞者が発表された。
【受賞者紹介】
左から
ミス日本「海の日」:属安紀奈(大妻女子大学4年)
ミス日本「水の天使」:横山莉奈(東京医科歯科大学3年)
ミス日本グランプリ:河野瑞夏(国際基督教大学3年)
ミス日本みどりの女神:成田愛純(モデル・女優)
ミス日本ミス着物:佐藤梨紗子(大妻女子大学3年)
【河野瑞夏】
ミス日本グランプリには、接食障害を乗り越えて将来は人に希望を与えるジャーナリストになりたいと話す河野瑞夏(こうの みずか)(国際基督教大学3年)。
スタイリッシュなネイビーのドレスでトロフィーを手に晴れやかな笑顔を見せた。
グランプリ受賞河野瑞夏記事<ミス日本2022リポート①>
https://actresspress.com/missnippon20220124/
【横山莉奈】
「水の天使」には医師として将来は予防医療に携わりたいという横山莉奈(東京医科歯科大学3年)。
繊細な花柄のレースをあしらった淡い黄色のドレスが聡明さと優しさを引き出していた。
コンテストを終えた今後についても語っていただいた。
現役医学生として、ミス日本の活動と学業との両立について、どちらも中途半端になることなく全力を尽くすために計画性をもって行動することを心がけたという横山。そんな彼女の夢は医師として一人一人にあった健康を提案し、病気を未然に防ぐことが日常となる社会を作ること。このミス日本での活動が今後の医師としてのキャリアにどのように繋がってくるかを伺うと、「いろんな方と知り合いになりお話をできたことが、将来向き合っていく患者さんも様々な価値観をもった方であるため、信頼関係を結ぶきっかけになるのではないか」と語ってくれた。
スポーツウェア審査では、今一番強く発信したいこと尋ねられ、健康の大切さと力強く答えた横山。
「健康なときにこそ皆が予防医療を受ける、それが当たり前となる時代を目指し、行動していきたい」と笑顔で語るその言葉の裏側に、彼女の意思の強さが感じられた。
【成田愛純】
みどりの女神には、Seventeenの専属モデルや仮面ライダーに出演経験のある成田愛純(モデル・女優)。
ボリュームのあるオフショルのドレスが華奢なスタイルに似合っていた。
【属安紀奈】
「海の日」には二度目の挑戦となる、属安紀奈(大妻女子大学4年・モデル)。
モデル活動を通してそれぞれの個性を尊重できる人になりたいという
中央の赤いドレスは、2021『海の日』吉田さくら(明治学院大学4年)がプレゼンターで登壇。
青いボタニカルな胸元のレースが「海の日」のイメージにぴったりだ。
【佐藤梨沙子】
ミス着物には、食品ロスや飢餓などの問題点を知り食の大切さを伝えていきたいと語った佐藤梨沙子(大妻女子大学3年)が選ばれた。
着物にて、2021『ミス着物』小林優希(中央)がプレゼンターで登壇。
着物だけでなくピンク色のドレスもよく似合い、上品な美しさであった。
全員が口を揃えて、ファイナリストみんなとの出会いが宝物であり、一生の親友になったとコンテストの裏では話していたそう。ミス日本の長い勉強会の間に努力や苦労を共にするなかで、絆もどんどん深まっていたようで、司会者の石井大裕アナも「裏でのドラマをご覧頂きたい。それくらい愛のある活動にいつも心を動かされている」と話していた。その言葉通り、授賞式では受賞者に全員が笑顔で心の底から拍手を送る姿がとても印象的だった。
ファイナリスト11名紹介記事:https://actresspress.com/missnippon202112/
【嶺百花】
嶺百花(左)
授賞式ではプレゼンターも務めた昨年度ミス日本「水の天使」嶺百花(みね ももか)も登壇。
横山にたすきとティアラの授与が行われた。
嶺は一年間水の広報官として、国土交通省・厚生労働省などの水関連業界の期待を受けて活動した他、2021年10月より、TBS系列の朝の報道番組「THE TIME」でお天気リポーターとしても活躍している。
昨年、嶺百花取材記事:https://actresspress.com/momoka_mine-missnippon20210322/
2021年ミス日本もプレゼンターで登壇し任期最後の業務を行った。
左より
ミス日本スポーツ:髙垣七瀬
ミス日本みどりの女神:小林優希(ダブル受賞:ミス日本ミス着物)
ミス日本グランプリ:松井朝海
ミス日本「水の天使」:嶺百花
ミス日本「海の日」:吉田さくら
【動画】
▼本選のリポート動画はコチラ
▼「水の天使」横山莉奈・インタビュー動画はコチラ
ミス日本・公式サイト:https://www.missnippon.jp/
【感想】
–
私の中でミスコンは、どうしても外見の美が評価されるイメージがありましたが、今回のファイナリストの11名の外見の美は勿論、ひとりひとりが自分だけの魅力をもち、夢や目標に向かう強い志にとても尊敬しました。個別取材で質問に答えてくださった横山さんは、将来医師として患者さんと向き合っていくうえでミスコンでの人との出会いを大切にし、信頼関係を築くきっかけにしたいと話して下さり、ミス日本を一つのゴールではなく、夢への通過点として捉えている姿が印象的でした。
今回グランプリを受賞した、河野さんが摂食障害という経験を乗り越えありのままの自分を愛せるようになったとおっしゃっていたように、美しさとは他人と比較できるものではなく、夢や目標に向かって努力することによって後から自然とついてくるものかもしれません。今回のファイナリストの皆さんも十人十色の美しさを兼ね備えていました。私も他人に流されることなく、自分の意思をもって行動できる人になりたいと取材を通して実感させられました。(中塩千尋)
–
◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材・文:中塩千尋(明治大学)、蕪城結(日本大学)
◆コーディネート:Scketto:https://twitter.com/scketto1
Scketto(スケット)は、アナウンサー・マスコミ業界に就職を目指す大学生が記者・リポーターで参加するプロジェクト。『ミス日本』は『東日本大会』『ビューティ勉強会』『ファイナリストお披露目会』『スポGOMI活動密着』などコンテスト過程も注目し、昨年より2022年の方々は4回に渡り、毎回、学生リポーターが同世代目線での取材を実施。
https://actresspress.com/?s=%E3%83%9F%E3%82%B9%E6%97%A5%E6%9C%AC